メイドさんクライシス

(※2時間程プレイしただけの感想です。)

† ツッコミどころ満載のアクションゲーム †

｢十六夜 咲夜｣によって、紅魔館のメイドをさせられている4人が紅魔館からの脱走を図る物語。主要メンバーは｢妖夢｣｢布都｣｢鈴仙｣｢お燐｣の4人で、｢なぜこのメンツ？！ なんでメイド？！｣と思わずツッコみたくなる妙な組み合わせ。しかしながら、いざ始めると独特なノリの掛け合いとボケツッコミ会話が楽しくなってくる、ちょっとおバカなギャグ満載のアクションゲームでした。

† 3ジャンルの融合？！ †

ジャンルはアクションパズルですが、4人を切り替えて操作でき、各キャラごとに操作性が異なる点や、レベルアップ時にステータスを振り分けられる点など、どことなくRPGっぽい要素まで持ち合わせおり、システム的にはかなり凝っています。アクション苦手でもレベルさえ上げれば難易度を徐々に下げていける点はいいですね。

† 独特な操作感に苦しめられる †

……が、しか～～し！！ いかんせん操作性が激悪です。どうしてこうなったってくらい、動きにくいです。｢マリオ｣なら簡単に飛べるであろう、とびとびに配置されたブロックも、ダッシュがつかなかったりして落ちまくりです。横押した時の初動が遅いのか、効きが悪いのか、まったく思うように動かせず、1-3で既に投げたかったです。いやーもう、この動き解せぬ！！ (ただしバージョンアップで若干改善)

† 慣れる前に投げる？！ †

それ以上に扱いづらいのがブロック。ブロックなどを持つ、振る、置く、投げる操作が複雑で煩雑。上方向、下方向には置けて、横には置けず、横は振るか投げるなので大混乱でした。振ると投げるの操作の違いもわかりにくいし、操作に慣れる前にストレスMAXーー！！ 多分、これマリオに慣れ過ぎてるからなんでしょうね……。後はブロック持った時の動きの鈍さには辟易。ダッシュもできず、ジャンプ力低くて、ぐぬぬ……。 (これもバージョンアップでやや良化)

† 咲夜さんによる拷問ダンジョン †

ゲーム自体の難度も高く、敵の量が半端なく多かったり、トゲで即死だったり、プレイしたところまででは、操作左右逆転(しかも部分的に)が鬼畜だったりとすごくマゾ仕様。救いなのは『マインクラフト』のようにブロックさえブンブン振っていれば、大抵のものは倒したり壊したりできること。まさに猪突猛進でもなんとかなります。あれ？ パズル要素どこ行った？！

† 操作性以外は優秀なだけに惜しい！ †

グラフィック、サウンド、会話、システム、チュートリアル、演出などは良くできているだけに、この操作性は惜し過ぎる……。せめてもう少しスムーズに動けて、ブロックを置く、振る、投げるを別々のボタンにしてくれたら、だいぶ評価が違ったと思います。面白さの片鱗は充分見て取れるのにストレスが上回ってしまう……。

† おま環(お前の環境)だったらゴメンなさい †

ここまで操作性を酷評しておいて、ウチのゲームパッドやPCが悪いだけだったとかでしたら本当すみません。他の方のレビューがあれば判断できたんですけど、あまりインターネット上にも情報がない感じで……。バージョンアップで心持ち良くなった気もするんですけど、う～ん、それでも快適とまでは……。ただ、ブロックを持った時のジャンプ力が上がっていたのは素直に嬉しいです。