アルカノイド

† 観光地やデパートで見かけたブロックくずし †

このゲームは子供の頃、遊び場のアーケード筐体のデモ画面を面白そうだな～と思いながら、 見かける度に指を咥えて眺めていたゲームでした。でもすぐゲームオーバーなると思い、プレイするのはずっと我慢……。そんな折、たまたまファミコン版を買ってもらうことができて、それ以来、それはそれはお気に入りのゲームでした。

† 子供泣かせ！ 鉄壁の3面 †

ただ気に入ってはいたのですが、このゲームはとにかく難しい！ 何が難しいって3面！ 鬼の3面！！ なにあの嫌がらせステージは！！ ブロックとの距離が近過ぎる上に金ブロック！ 数秒も持たず瞬殺されることもしばしば。とにかくこのステージに泣かされ続けて進めませんでした。くっそぉぉぉ～～、許すまじ3面！！

確かにクリアできないことはないんですけど、残機が2機以上残ってないと望み薄。 また最初のアイテムやボールの入り具合で決まるようなものなのでほとんど運。ほんと、このステージさえなければ、もう少し楽しめたと思うんですけど……。なぜこの難度のステージを3面に持ってきてしまったのか本当に疑問。

† バウス(自機)の遅さが・・・ †

あとはバウスの速度がボールについていけないところですかね～。一定の速度を超えたらホント手に負えないです。お邪魔ザコにぶつかって高速で方向転換されたら、もうムリ。あとスピードアップで突然反射角度が変わるのも勘弁！

とうの昔になくしてしまったんですが、専用の｢パドルコントローラ｣を使用した場合、確か高速で動けた記憶があるので、正直本気で全面クリアしに行くなら専用コントローラ必須ですね。

† 全33ステージ †

ステージは32ステージ＋｢Doh｣と直接対決する最終ステージの全33ステージ！ ノーコンティニュークリアするには、山籠もり並みの修行が必要と思われる超絶激ムズ難度！ 無理無理！！ しかしながら、このゲームにはコンティニューの裏技が存在します！ これが本当に有り難い！ これさえあればなんとかエンディングを拝むことができます。ただ、裏技の入力をミスると最初からになるという恐怖が常にあるのがまた怖いところ……。

† 難はあるけど面白い †

ん～……、なんだか悪いことを多く書いてしまいましたが、ムズ過ぎるだけでゲーム自体は 面白いんですよ、本当。さすがは一時のブームを巻き起こしただけのことはありますね。自身のテクニックの成長を純粋に楽しめるし、華麗に消した時の爽快感は格別！

しかし、このゲームのノーコンクリアできる人はどんな反射神経しているのだろう。｢大山 のぶ代｣さん、できたんだよね……。神だ……！