ドラえもん ギガゾンビの逆襲
対応機種:FC
◆プレイ方法:FC (ROMカセット)
▼ ゲーム(記事風)紹介 ▼
4つのドラえもん映画を舞台に「ドラえもん」とその仲間たちが大活躍するRPG。プレイヤーはオリジナルの主人公となり、「ドラえもん」たちと共に大冒険するのだ。マンガでお馴染みの"ひみつ道具"も多数登場。「ドラミちゃん」がくれる「どら焼き」で、ひみつ道具を使ったり、買い物をしたりできるぞ。行き先がわからなくなったら仲間と相談してみよう!
特徴
- ドラえもんシリーズ
- 映画原作
- 4つの世界
- オリジナル主人公
- 秘密道具
- 相談コマンド
- ドラやき万能説
- ネズミ大量出現
- ○○はがんばった!
- 開始直後に終わる
ゲームデータ
- 発売会社
- エポック社
- 開発会社
- ハイマックス/レッドカンパニー
- 発売日
- 1990/09/14
- 価格
- 6,800円 (税別)
- プレイ人数
- 1人
- 難易度
- 普通
- ジャンル
- RPG
- テイスト
- アニメ原作
- ターゲット層
- 小・中学生
プレイ記録
- 最終プレイ年月
- 2016年 05月
- 推定プレイ時間
- 25時間
- 自己クリア率
- 100%
- お気に入り度
- ★★★☆
- オススメ度
- ★★★★
- 自己クリア条件
- エンディングを見る
- 最終進行状況
- エンディングを見た
プレイ動画
管理人がプレイした動画を、ほぼ無編集でそのまま置いてみました。複数の動画がある場合は、下に切り替えボタンが表示されます。ポチってね♪
腕前は至極平凡、超凡人プレイ。ゲームによって、初見プレイ・体験のみ・途中まで・クリアまでと様々です。(※注:ネタバレ、メッチャあり)
エラーが発生する場合は、数時間後にもう一度開くと見られます。(すみません、Google Driveの仕様です。今後はYoutube等へ差し替え予定。)
番号 | プレイ内容 | 動画時間 |
---|---|---|
1 | 現代 / 魔界 | 01:57:29 |
2 | 魔界 / 海底 | 01:59:55 |
3 | 海底 / 地底 | 01:49:32 |
4 | 地底 | 01:41:12 |
5 | 地底 / 古代 | 01:15:57 |
6 | 古代 / エンディング | 01:59:19 |
ゲームレビュー
レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。誰がどう見てもかなりの駄文。文章下手でスミマセン…。
また、序盤しかプレイしていない触っただけのゲームなどは、的外れなコメントもあると思います。何卒お許しを~!
独自採点は、独断と偏見による超適当な採点です。ゲームの点数なんて人それぞれなんで、意味ないな~い!(*-∀-)ノ゙ (なのに書く)
† あの『ドラえもん』がRPGに! †
『ドラえもん』がRPGになった! 当時はこれだけでもかなりのインパクトがあり、あの『ドラえもん』が『ドラクエ』みたいになるとか、当時ではなかなか考えられませんでした。少年コミック誌にもよく攻略記事が載っていた記憶があります。そのせいか、とても人気で周囲でも遊んでいる子が多かったです。
† どらやきシステムが斬新! †
マップ移動や戦闘などはごく普通のRPGでしたが、珍しい特徴として、「ドラミちゃん」を呼んで、お金とMPを兼ねる「どらやき」が入手できる点がありました。これは新しいと思いましたねー。「ひみつ道具」は「どらやき」を消費して使うのも斬新なアイディアでした。
† 映画混成ストーリーが楽しめる †
ストーリーは4つの映画を混合したオリジナルストーリーで、映画後の世界が描かれています。各映画に登場したキャラクターも登場して、映画を観た人にとっては嬉しい再会ができます。また、プレイヤーはゲームオリジナルキャラとして登場するので、自身が映画に登場しているような気分を味わえる面白い設定でした。しかしながら出木杉君はゲームでも脇役だったか……。
† 原作に出てくる「ひみつ道具」もたくさん登場 †
「どこでもドア」や「タケコプター」などのお馴染みの道具から、「イメージ実体機」や「ゲラメソプンピストル」など「ドラえもん」関連の漫画を熟読した人でないとわからないようなマイナーな道具まで幅広く登場しています。「どらやき」さえあれば何度でも使用できるので、一般的なRPGでいう魔法の役割を果たしてくれます。
† 「どらやき」はバンバン使ってOK! †
「どらやき」はお金としての役割があるものの、武器防具は全て宝箱から入手するので、そんなに「どらやき」をアイテム購入に使用することはないです。おそらく無駄遣いしても窮地に陥ることはほとんどないはず。「ひみつ道具」を使い放題できるのがいいですね。ただ、回復道具が使えなくなるくらい消費してしまうと、ダンジョンで行き倒れることになるので一定数の温存は必要かも。
† アイテムの取り逃しに注意! †
ゲーム全体の印象としては町が多いです。どんどん次の町、次の町へと進む感じ。民家の奥には宝箱が置いてあることがあり、重要アイテムまで入っていたりするので、町探索は見逃しがないようにメッチャ慎重になってました。ダンジョンも然り。
† 良作として推せる作品 †
子供向けなので、難易度はそれほど高くないですが、一部複雑なダンジョンもあり、簡単とまでは言えないですね。敵とのエンカウント率は高めですが、戦闘のテンポが非常に速く、ゲーム自体は比較的スムーズに進めます。RPGにしてはクリアまでの時間は短めでした。ところどころ気になる点はあるものの楽しめる作品だと思います。
独自採点
- 操作性 (説明の丁寧さ)
- 7点
- グラフィック (絵・映像全般)
- 5点
- サウンド (音楽・SE全般)
- 9点
- ストーリー (設定・方向性)
- 8点
- ゲームバランス (難易度調整)
- 8点
- ゲームボリューム (データ量)
- 8点
- ハマり度 (熱中度)
- 7点
- わかりやすさ (手軽さ)
- 6点
- テンポの良さ (快適さ)
- 8点
- 作業感の少なさ (単調感)
- 4点
- 得点補正
- (なし)
- ±0点
- 合計得点
- 70点
印象ポイント
4段階に良い点と気になる点をわけた○×レビュー! かなり率直に思ったことを書いてます。
良い点はそのまま褒めたいところを、悪い点は自分だったらこうする、こうだったらいいな的な要望です。…ちょっと愚痴っぽいかも?
カッコ内は理由や詳細ですが、かなり適当なので単なるオマケ。もちろん全て管理人の主観であり、万人の意見じゃないですので、あしからず~。
◆ 感動した点 ◆
- ひみつ道具がたくさん登場する 「どらやき」さえあれば使い放題!
- 通貨にもMPにもなる「どらやきシステム」が斬新 お金と消費ポイントが一緒ってかなり珍しくない?
- シンプルながら良ストーリー ぜひエンディングまで見ていただきたい
◆ 良かった点 ◆
- BGMがとても良い 地底編フィールドの音楽はなんであんなにカッコいいんだろう。口ずさめるほど好きです
- サクサク進行する イベントが少ない代わりにどんどん進める
- ネズミが登場するとドラえもんが必ずマヒる これだけ遭遇してれば少しは慣れてくれてもいいのに……
◆ 気になった点 ◆
- ゲーム内にもひみつ道具の説明が欲しい 説明書に全部書いてあるけどね……
- イベントが少ない 町は多いけど、淡々と進行する感じ
- キャラクターの能力差がほとんどない 装備も共通、成長もほぼ共通なので能力的な個性は薄め
◆ 残念だった点 ◆
- ボス戦ではほとんど役に立たないひみつ道具 ボス戦が完全に殴り合いの打撃戦
- エンカウント率が高い ダンジョン長めなのにザコ敵かなり沸きます。出る時は1歩2歩で出るし!
- 戦闘が単調 敵の種類は多いけど、特徴に乏しいのが惜しい。ただ強さのバランスはよく調整されている
雑記帳
記録や攻略メモや小ネタやどうでもいいことを綴っていく雑記帳です。読んだところでさほど有益な情報はないでしょう。完全に自分用メモ。
総じてネタバレなので、プレイしてから読むのが吉。ネタバレ構わないよって方はドンドン読んじゃってどうぞ。稀に良い情報もあるかも?
裏技はこれだけは知っておいた方が良いかも的なものだけ抜粋。おまけに手順説明もかなり端折ってます。なんて中途半端なっ…!
● プレイ状況
【最初から開始】
最終進行状況: ラスボスを倒してエンディングを見た
クリア時のゆうき(レベル): 36~40
クリア時のドラやき: 約13000個
● 攻略メモ
- 「おいしゃさんカバン」を入手したら、「ドクキエール」などは処分してしまっておそらく大丈夫。クリアまで一度も使わなかった。
- ついでにドラやきもそれほどケチる必要はなし。最終的には1万個以上余っていたので、バンバン使うべし!
- ひみつ道具を取り逃したままワールドをクリアすると、2度と入手できなくなるので注意。特に「ファイトこづち」は終盤必須なので、これらを取り逃したら最初からやり直した方がいいくらい重要アイテム。民家内の宝箱を見逃さないように。
● プレイ日記
-現代
当時のアニメ『ドラえもん』のテーマと共にゲームがスタート! ゲーム開始時、早速ドラえもんから仲間を一緒に助けてほしいとの依頼が! そして「はい」「いいえ」の選択肢! これはあれか! 「はい」を選ばない限り、無限ループするあれか! と考え、とりあえずは「いいえ」連発!
『お ・ し ・ ま ・ い』
……しゅ~~~りょ~~~!! リセーーーーートッッ!!
……まさかこのパターンが来るとは思いませんでした。『燃える!お兄さん』とかで似たようなの見たことあったけどさぁ……。とりあえず、町の中を探索して、映画ではあまり出番のないことで有名な出木杉くんの知恵を借りることに。おっと、最初に入った電話ボックスがいきなり当たりの「もしもボックス」だったよ。
-魔界
ちょっと音楽が落ち着いた音楽になり、町の雰囲気も様変わり。とりあえず、ネコ(みよこさん)を仲間にして、外へ出てみることに。最初に遭遇した敵は「ツチダマ」1体。これは3人で叩いて問題なく撃破。
次に遭遇した敵は「ツチダマ」3体。1ターン目に味方3人の攻撃を適当に分散させたら、主人公が攻撃をはずし、1体も倒せず。2ターン目、全員の攻撃を1体の「ツチダマ」に集中! これで2・3体倒せると思ったら、2人の攻撃はからぶりっ! もたついていたら主人公の「げんき」が0になり「きぜつ」! マジ?! 最初の敵でっ?!
3ターン目で、倒した敵を攻撃しようとして空振っていることにやっと気づく。し、しまった! オートターゲットがなかったのかっ!! 最弱の敵を相手に危うく全滅しかける。
その後も「どく」で苦しんだりするが、過剰に攻撃しないようダメージ配分を考えながら戦闘することで、ある程度安定して戦えるように。とりあえず、行き詰まるまで経験値稼ぎはせずにバンバン進むことにする。
う~ん、ちょっと進んだだけでどんどん新しい町に着くなぁ。ほとんどの町で小さいイベントが1つだけなので、サクサク進む。敵が強くなるのも早いけど、こちらのレベルアップも早いのでそれほど苦戦はしなかった。順調、順調!
「ちんから村」まで来ると、ダンジョンが2つ続く。広すぎるわけではないけど、ちょっと複雑で敵も多いので、ややしんどい。「ホネネズミ」が出る度にドラえもんを封じられるので、なかなかザコ敵を倒すのにも手間取る。というか、あまりにネズミだらけで、ドラえもんが「地球破壊爆弾」を持ち出してもおかしくない勢い。
魔王の城に到達。ザコが結構強い、ダンジョンが入り組んでいる上に長い、エンカウント率が高いと嫌なダンジョンの3拍子が揃ってしまっている。しかも、宝箱には貴重なひみつ道具が入っている可能性もあり、くまなく探索しなければならないというオマケ付き。行き止まりや階段も多くて、だんだんわからなくなってきた……!
やっと「まおうデマオン」の元へ到着。高い山登りでもしたような感覚に囚われながら戦闘へ。まずは試しに通用する「ひみつ道具」があるかを調べるため、一通り使ってみることにする。……って、何も効かないし!
……んがっ! 打撃がメチャクチャ痛い! 最大HP130前後に対して受けるダメージは80前後! 2発で死ぬ!! 回復道具の「コンクフード」の回復量も55くらいのため、普通にジリ貧に。それでもなんとか粘ればと思っていたら、「コンクフード」が間に合わず、主人公気絶! そして主人公に「銀の矢」を持たせていたことに気付く。……チーン、終わった……。
全滅やり直し。長い長ーい魔王の城を再度登りつつ、今度は「銀の矢」をちゃんと後列の「みよこ」さんに渡しておくことに。また先ほどはいつ「銀の矢」を投げていいのかわからず、けっこうダメージを与えていたのに投げ損ねてしまったため、今度は早めに投げてみることにする。とりあえず、200ダメージほど与えて投げる! 当たった! 500ダメージ! 倒したっ! 2回目にして今度はずいぶん楽に倒せてしまいました。これってもしかして、1回目も「銀の矢」投げてたら勝てたんじゃ……。
-海底
「のび太」を仲間にして海底へ。町の人の忠告を無視してフィールド上に出てみたら、噂の「てっきへい」に遭遇。話通りの難敵。さすがに無理と判断して、普通に城内から地下道を通ることに。フィールドもなんかダンジョンみたいに迷路状になっている……。
途中、沈没船みたいのが見えたので心して近づいたら、実はただの背景でしたというオチが……。いかにもな配置しないで~。さらに何だかよくわからないうちに、一周して元も場所へ戻ってきてしまう。経験値稼ぎだと思って深くは考えないことにする。
重要アイテム「バギーちゃん」復活! あれ…? 復活したバギーちゃんが一言もしゃべらないままポケットに入ってしまいました。これはちょっと寂しいぞ! 感動の再開になるのかと思っていただけに、なんかずいぶんアッサリとイベントが終わってしまいました。
ポセイドンのいる神殿に到達。いきなり「スネちゃま」達が捕まっている。閉じ込められているようなので後回しにして、「ポセイドン」の所に行く。鍵がかかっているが、ダンジョンキーでは開かない。スイッチか何かあるかと思い探すも見つからず……。
何かを取り忘れたのかと入口まで戻って気づく。この「スネ夫」の牢屋、ダンジョンキーで開けられるじゃん!! ……あっさり「スネ夫」達を救出。凡ミスで二度手間になりながら、スネ夫から神殿のカギをもらい、再度「ポセイドン」の元へ。
「ポセイドン」戦、一応ひみつ道具に効くものがあるかを確認。やはり効きそうにない。だがこの「ポセイドン」、戦ってみると前ワールドのボス「まおうデマオン」と攻撃力に大差がない。しかも、それといった特殊攻撃もしてこないっぽいから、さほど手強く感じない。前よりもゆうき(レベル)が上がり、スネ夫を加えて4人になった分だけ、「デマオン」より圧倒的に楽。もっとも、タフで固いし、一発90前後のダメージが痛くないわけではないので超余裕というほどではないけれども……。
-地底
子供の時にプレイした記憶では地底で終わっており、どうもこの辺りで飽きてしまったようで一度もクリアはしていない。しかし、今聞いてもこの地底のフィールドBGMは素晴らしく、なんだか聴き惚れてしまう魅力がある。地底なのにこの爽やかさ!
地底だけあって、マップが茶系統で地味。少し現代や魔界のカラフルさが懐かしく感じながら冒険開始。地底で最初に来る感想。フィールドがやたら広い。迷子になりそう。ただ、「タケコプター」という高速移動アイテムがあるので、実際には他とそれほど変わらないかもしれない。ここまでくるとフィールド上のザコ敵の攻撃力も侮れないものになる。
この地底は前半と後半に分かれるような形となっており、「じょうせんきょかしょう」を得てからが本番といった感じ。途中の町で「ジャイアン」と普通に出会うがここでは仲間にならず、のちにニセ法王を倒してから仲間に。「スネ夫」のレベルと装備を引き継いではいるが、悲しいかな最初は「のび太」よりも弱い「ジャイアン」……。しかし、すぐに"ゆうき"が上がり頼もしい戦力に。
滝を上って行った小島で「まじんのマイク」を発見。ドラえもんに使わせたところ、ドラえもんのテーマソングが流れて終了。何に使うのかと思ったが、マイクといえば「ジャイアン」先生でしたね! 「ジャイアン」に持たせて使ったら素晴らしい破壊兵器に! 「むてきほうだい」にも引けを取らない全体攻撃がタダで使える! 素晴らしいですジャイアン様! 毎回ダミ歌が流れるのが辛いけど。
説明書に全16階と書かれており、それだけでもゲンナリしそうな「クロマニヨンのとう」に入る。塔だけに1階1階はそれほど広くはないものの、とにかく階数が多い。そして分岐階段が多い。例によってエンカウント率も高いと、プレイヤーをダレさせる要素全開。ここは登山の達成感を味わうためだと思って、気合で上りきるしかない! ファイトだ~っ! 宝箱の中には全体回復の「げんきのでるばくだん」など取り逃せないものが見つかっており、宝箱も無視できないので実に大変。
ボスは金と銀の「ツチダママスター」が1体ずつ。2体でなおかつ攻撃力が高いので油断ならない。当然のごとく、味方支援系以外のひみつ道具は効かないので、必然的に打撃戦に。同じ名前なので2体の内のどちらが攻撃してきているのか見た目では判断できず。
たまにマヒ攻撃をしてくるらしい。2体の違いは金が防御力が高く、銀が攻撃力が高い模様。体力はそれほど高くないようだ。どちらか1体を倒してしまえば充分勝てる相手。2体の攻撃を同時に受けて誰かが倒れない限りは、そこまでは苦戦しなさそうだった。
-古代
フィールドの形状は魔界に似ている。頼りの「ジャイアン」が抜けてしまい心もとない状況に。だが最初の町付近の敵は比較的弱め。ついでに「タケコプター」が電池切れで使用できなくなったため、徒歩探索に戻る。なんだか初心に戻った気分だ。
展開は早く、村の人の話から「テラさま」と呼ばれる人物が重要らしいことがわかる。「テラ」に会うまでの道のりはそう遠くない。「テラ」は縄文巫女風の女性だった。一見いい人そうだが裏がありそうな話ぶり。この時点では敵か味方かよくわからない。
「ばしょうせん」を欲しがる「ドラえもん」に対して、「そんなことより」と返すところが怪しすぎる。やはり敵なのかと思ったが、「ククル」の母親のために赤い薬草を取って帰ると、なんと「テラ」は仲間に。ますます、敵なのか味方なのかわからなくなる。こういう謎な人がいると先が気になるよね。戦力が増えたことは素直に喜びつつ、最後っぽい「ようまじょう」を目指すことにする。
え~……、強い。ザコ敵が。「ドラえもん」なのに「マンモス」や「キマイラ」と戦うことになろうとは……。しかもただでさえ強いのに、ちょっと進むと色違いの「キングマンモス」やら「グレートキマイラ」まで登場! これはかなり厳しい! 炎や体当たりで170とか食らうし、単体全回復の「ファイトこづち」を取り損なっていたら詰むレベル。さすがはラスダン前、本気で殺しにきてます。
「ようまじょう」内は意外と狭く、ちょっと歩いたらすぐに「ギガゾンビ」とご対面。とはいえ、ザコ敵が硬いので狭い割に進むのに時間が掛かる。特に「いしかべおとこ」の鉄壁っぷりたるや……ウザいです。「あべこべクリーム」か「しょうげきはピストル」がとても有効。
ラスボス「ギガゾンビ」戦! ……かと思いきや、なんかこの「ギガゾンビ」妙に弱い! ザコ敵と同程度の攻撃力&直打のみ!? しかも倒したら、現代に戻って終わり!!? ……と、さすがにそこまで肩透かしではなかったようで、ちゃんと続きがあった。良かった……。
再度、真相を確かめるために「ようまじょう」へ。「スネ夫」が遂に完成させた「かいぞうプラモぐんだん」をもらい、早速試してみる。敵全員に25ダメージ前後……。うっ、はっきり言って弱い……。全体攻撃だしタダで使えることを考えれば無用の長物ではないけど、「ジャイアン」の歌にすら及ばないのでは、最強クラスのザコ敵に使うには力不足過ぎる。せっかく作ってもらったけどお蔵入り……。
-最終戦
隠し階段を見つけると、奥にはボス級の敵が次々と登場。言っちゃなんだが、先ほどの「ギガゾンビ」よりも強いかもしれない。そして最深部へ到達するやいなや、今までになかったドラマティックな展開が……。うん、ドラえもんの映画っぽい!
最終戦「ぎゅうまおう」。真のラスボスなのに使ってくる技はなんと体当たりのみ! 直接攻撃も100ダメージ弱と、城内ザコと同程度。ただし、この"体当たり"こそありきたりな技にして最強の技であり、当たり所が悪いと270ダメージほど受けることもある。この一発が恐ろしいのなんの! 体力の低い「しずかちゃん」が受けると即死する可能性があり、狙われないことを願うばかり。
とはいったものの、攻撃してくるのは1ターン1回のみで、連続攻撃や全体攻撃すらも皆無なので、常に体力MAXを心掛ければそうそう気絶させられることはなく、ひたすら叩くだけで勝ててしまった。他のゲームのラスボスと比べると弱いかも。
エンディングはちょっとジーンと来ました。ありきたりといえばそれまでだけど、「ドラえもん」らしくてとてもすがすがしい。一度は飽きて放置したこのゲーム、無事にクリアできて満足。不満もあるにはあるけど、満足度がかなり上回りました。ファミコン世代には、この『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』をやったことあるという人は意外と多いので、話の種にもおススメですね。