スーパーチャイニーズ3

† バラエティに富んだアクションRPG †

ゲームシステムはRPG、戦闘はアクションという、いわゆるアクションRPG。しかも今作ではバリバリの横スクロールアクションが追加されていて、アクションの比重がさらに増しました！ ……かと思えばボスはコマンドなんですけどね～。(^-^;

† 動きの自由度が上がったアクションバトル †

このゲームの醍醐味はやはりパンチやキックで戦う格闘バトル。前作とはだいぶ感触が異なり、ダッシュ攻撃や敵を持ち上げて投げるなどの新たな行動が可能に。どことなく『くにおくん』シリーズに近くなった気がします。

† 今度は新たに忍術修得！ †

前作にはなかった｢NP｣を消費して使う｢忍術｣というものがあり、特に回復の術が使えるようになったのは大きい！ 前作では｢あんまん｣頼りだっただけに、この術の有り難さが身に沁みます。手裏剣も強力で飛行系の敵に便利！ ……でも、チャイニーズでカンフーアクションなのに忍術とはこれ如何に？？

† 長距離移動と高い敵遭遇率が悩み †

ゲーム自体はなかなか面白いと思うのですが、マップが広い割に一瞬で街に移動できる方法が一切なく、なおかつ敵のエンカウント率が妙に高いことがあり、ひどい時は一歩も動いてないのに3連戦させられました。ウザ～……。出ない時は出ないんですが出る時は沸き過ぎ！

戦闘自体は楽しいので、他のRPGに比べれば苦になりにくいんですが、エンカウント率はもう少し控えめにして欲しかったな～……。あるいは瞬間移動可能な｢とんでもコプター｣ください。

† 横スクロールアクションもあるけど…… †

今作の目玉の1つでもある横スクロールアクションなんですが、個人的にはイマイチ。いえ、決して出来は悪くなく、むしろよく出来ているんですが、なんと言うかだんだんメンドくs……。あ、いや、何でもないです！ 変化をつけるという意味ではありだと思います。

† 手強くなったコマンド式ボス †

あと印象的だったのは、コマンド式で戦うボスが強かったことですね～。特に｢ザブンたいし｣は高攻撃力な上、行動不能技と回復技まで使ってくるので凶悪極まりない！ むしろラスボスの方が耐性こそ多いものの、使用する技がシンプルで戦い易かったなぁと。

† 総評は面白いけど作業感強め †

ゲームシステムは非常によくできていて面白いんですが、やはり高いエンカウント率と長い移動が災いしてか後半ちょっとダレます。お使いイベントが多いのも気になります。イベントなどはギャグ満載で明るく好印象。難易度もさほど高くはなく、子供が遊ぶのに適した難度でした。全力でオススメはしないけど、軽くオススメくらいな作品。