ゲーム*やおよろず Retro

大逆鱗II

対応機種:PC (Windows)

『大逆鱗II』

◆プレイ方法:WinXP (パッケージ版)

▼ ゲーム(記事風)紹介 ▼

人の欲によって失われた"逆鱗の剣"。平和だった世界が一転し、地獄の廃墟へと化してしまった。プレイヤーは次々に出現する深く広大なダンジョンから、9つの宝石を取り戻さなければならない。荒れ果てた町で絶望する人々の感情を取り戻し、平和へと導くのだ! ダンジョンの宝箱からは多彩なアイテムが入手可能。武具も強化し、最深部を目指そう!

特徴

  • アクションRPG
  • ダンジョン探索
  • 100階ダンジョン
  • 正統派ファンタジー
  • 町の復興
  • 簡単バトル
  • 豊富なアイテム
  • マウス対応
  • やり込み要素
  • 耐久ゲーム

ゲームデータ

発売会社
サイバーフロント
開発会社
ゲームバンク
発売日
1999/06/01
価格
1,980円 (税別)
プレイ人数
1人
難易度
やや易しい
ジャンル
RPG
テイスト
ダンジョン探索RPG
ターゲット層
ゲーマー向き
対応OS/機種
Windows 95/98 PC-9821
認証システム
なし
媒体/形式
CD-ROM
ネット通信/オンライン機能
なし
専用機器・対応機器
----
備考

・廉価版の『PCゲームBESTシリーズ Vol.16』をプレイしました。

プレイ記録

最終プレイ年月
2018年03月
推定プレイ時間
32時間
自己クリア率
100%
お気に入り度
★★★★☆
オススメ度
★★★☆
自己クリア条件
ラスボスを倒してエンディングを見る
最終進行状況
ラスボスを倒してエンディングを見た

プレイ動画

管理人がプレイした動画を、ほぼ無編集でそのまま置いてみました。複数の動画がある場合は、下に切り替えボタンが表示されます。ポチってね♪
腕前は至極平凡、超凡人プレイ。ゲームによって、初見プレイ・体験のみ・途中まで・クリアまでと様々です。(※注:ネタバレ、メッチャあり)
エラーが発生する場合は、数時間後にもう一度開くと見られます。(すみません、Google Driveの仕様です。今後はYoutube等へ差し替え予定。)

番号プレイ内容動画時間
1通常プレイ PART101:53:44
2通常プレイ PART201:17:42
3通常プレイ PART301:15:13
4通常プレイ PART401:50:17
5通常プレイ PART501:27:21
6通常プレイ PART601:40:26
7通常プレイ PART701:35:49
8通常プレイ PART801:38:36
9通常プレイ PART9 / エンディング / クリア後継続プレイ PART101:59:27
10クリア後継続プレイ PART2 《途中中断》01:38:38

ゲームレビュー

レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。誰がどう見てもかなりの駄文。文章下手でスミマセン…。
また、序盤しかプレイしていない触っただけのゲームなどは、的外れなコメントもあると思います。何卒お許しを~!
独自採点は、独断と偏見による超適当な採点です。ゲームの点数なんて人それぞれなんで、意味ないな~い!(*-∀-)ノ゙ (なのに書く)

† 廃墟から美しい町へ †

10数年前に一度遊んだことがある作品で、その時はラストダンジョンがクリアできないまま、売ってしまいました。しかし、徐々に多彩になっていくアイテムや、最悪の状況から少しずつ立ち直っていく町の人々の描写がとても好きで、実はかなり思い入れのある作品だったりします。

† 思いがけず売ったソフトと再開 †

もうプレイすることはないと思っていたのですが、たまたまネットで安く売られているところを発見してしまい衝動買い! せっかく購入したので、今度こそは是が非でもクリアしようと心に決めました。なにせダンジョンがとにかく長~いゲームなので気合入れないとバテる!

† 絶望から始まる物語 †

まずは強欲な人間により、平和を与え続けていた「逆鱗の剣」の装飾が強奪され、封印を解かれた「ゾア」により町が壊滅するところから物語が始まります。荒れ果てて心が荒み、自分のことしか考えられなくなっている人々が罵りあっているという、ダーク過ぎる序盤。初めてプレイした時はこの重苦しい雰囲気だけで、不安になったりしました。

† 徐々に生きる気力を取り戻す人々 †

しかし、ここからがこのゲームの真骨頂で、奪われた9つの宝石を1つ取り返すごとに、町が復興し、徐々に人々が良心を取り戻していく。この過程が非常に気持ち良く、これだけでも100階ものダンジョンをクリアする相当なモチベーションになります。本当に! 住人の心の変化も繊細に描かれていて、時折感動すら覚えました。

† 手軽だけど単調 †

冒険の中心となるダンジョンについては、良く言えば簡単で軽快、悪く言えば単純で単調でしょうか……。自由に行動でき、ボタン一つでバシバシ攻撃できるので、ターン待ちなどのストレスもなく、とても楽ちん。ただ、シンプルがゆえに変化に乏しく、ひたすら沸く敵を退け続けながら、同じようなことを100階分繰り返すという点では、忍耐のいるゲームだと思います。自動回復によりアイテムさえ切らさなければ死なないだけに、緊張感に欠けるかも。

† 痛恨の一撃が怖いボス戦 †

各ダンジョンの最下層ではボス戦が待っていますが、ダメージを受けても自動回復なので、全ては回復アイテムの在庫数と、LIFEの数値次第といった感じです。基本的には回復アイテムを切らさない限り勝てますが、自動回復するまでのLIFEよりも痛恨の一撃で受けるダメージが上回ってしまう場合だけは大いに瞬殺されます。この場合は、よほどの回避スキルか強化武器がないと敗戦必至です。LIFEを増やしてくれる「マッシュルーム」先生重要!

† 問題はあるが、それでも好き! †

しんどい部分や改善希望したい点もあるにはありますが、総じて気に入ってます。およそ100階のダンジョン×8も言うほど苦ではなく、けっこう熱中してやってました。レトロゲームらしい物語も親しみやすくてナイス! このレトロ感がすごく好みなのかもしれません。

『大逆鱗II』のゲーム画面
▲ 何と言っても多彩な攻撃アイテム! この「スピアトラップ」は見た目も派手! 当たりにくいけど。
『大逆鱗II』のゲーム画面
▲ 時代を考えると立ち絵はかなり美麗。しかも町の人にも多くの立ち絵グラフィックが。可愛い!
『大逆鱗II』のゲーム画面
▲ 各ダンジョンの最下層には無論ボス! サクッと倒せるボスと瞬殺してくるボスの差が激しい!?

独自採点

操作性 (説明の丁寧さ)
7点
グラフィック (絵・映像全般)
8点
サウンド (音楽・SE全般)
6点
ストーリー (設定・方向性)
10点
ゲームバランス (難易度調整)
7点
ゲームボリューム (データ量)
8点
ハマり度 (熱中度)
9点
わかりやすさ (手軽さ)
8点
テンポの良さ (快適さ)
9点
作業感の少なさ (単調感)
2点
得点補正
(なし)
±0点
合計得点
74点

印象ポイント

4段階に良い点と気になる点をわけた○×レビュー! かなり率直に思ったことを書いてます。
良い点はそのまま褒めたいところを、悪い点は自分だったらこうする、こうだったらいいな的な要望です。…ちょっと愚痴っぽいかも?
カッコ内は理由や詳細ですが、かなり適当なので単なるオマケ。もちろん全て管理人の主観であり、万人の意見じゃないですので、あしからず~。

◆ 感動した点 ◆

  • 町の復興していく姿が素晴らしい 廃墟だった町が徐々に復活する姿は、見てて純粋に嬉しくなります
  • アイテムの種類がバラエティーに富んでいる 「マイン」や「ボム」などのサブ攻撃アイテムがいい味出してます
  • ダンジョンを進めるごとに新たなアイテムが出現する 単調とはいったものの、このシステムのおかげで先へ進むワクワク感あり

◆ 良かった点 ◆

  • 移動や戦闘がサクサクしている 剣適当に振ってるだけで倒せるし、壁なんてあってないようなもの
  • 町の人達との会話 町が1つしかない分、そこに住む人々との会話で一人一人に愛着が沸きます
  • ダンジョンの広さと深さ 100階とか聞くと萎えそうだが、各階の面積自体はかなり狭く、時間はそこまでかからない

◆ 気になった点 ◆

  • アイテムの所持数がもう少し欲しい 必需品が多く、すぐに所持アイテムが満杯になって忙しい
  • 終盤のダンジョンでも序盤装備が出る これはいろいろなアイテムが出て楽しいとも取れるので嫌いじゃないけど…。でも結局ポイ
  • 敵の種類ごとの個性が薄い 若干の能力差と遠距離攻撃の有無はあるけど、なんだかほぼ同じに感じる

◆ 残念だった点 ◆

  • 単調で作業的になりがち なんか…こう、他の不思議のダンジョンシリーズでも同じことやってるはずなんだけど…。緊張感の違い?
  • 最後のダンジョンに罠多過ぎ 「ワナキエール」で消せるとはいえ、剣弱体化の罠を2歩連続で踏んだ時は凹んだ…
  • アイテム「質変化」を使うとゲームが強制終了する 以前も今回も異なるPCで発生しました。前回プレイ時にやる気なくした元凶。

雑記帳

記録や攻略メモや小ネタやどうでもいいことを綴っていく雑記帳です。読んだところでさほど有益な情報はないでしょう。完全に自分用メモ。
総じてネタバレなので、プレイしてから読むのが吉。ネタバレ構わないよって方はドンドン読んじゃってどうぞ。稀に良い情報もあるかも?
裏技はこれだけは知っておいた方が良いかも的なものだけ抜粋。おまけに手順説明もかなり端折ってます。なんて中途半端なっ…!

● プレイ状況

【通常プレイ (過去にプレイ経験あり)】

最終進行状況:9つ全てのダンジョンをクリアし、エンディングを見た
クリアまでのプレイ時間:約14時間

【クリア後の継続プレイ】

「絶望の塔」の2,000階到達で中断

● 雑記

【アイテムについて】

このゲームの最大のウリと言ってもいいアイテムの豊富な種類。これは魅力でした。武器ごとに弾道が違うのも楽しいですが、特筆すべきは攻撃道具や補助道具の多彩さ! ワンパターンになりがちな戦闘に、いろいろ華を添えてくれる面白アイテムはレンジャーのようで楽しかったです。序盤の「マイン」や「ボム」は斬るより強くて優秀でした。敵を一時的に味方にする「魅惑のエンブレム」や身代わりを作る「アイドル」などの変則的な効果を持つアイテムも、役立つかは置いておいて使ってて面白い。「ホイホイ」や「染めの傘」、「ビット」のようなユニークなアイテムもグッドです!

【ダンジョンの階層について】

最後のダンジョン「絶望の塔」は、クリア後にさらに上層階へ進めるようになるんですが、2,000階でとりあえずギブアップ。何階まであるか、ネット検索で情報を探したんですが、具体的な階数は見つからず…。やっぱ10,000階かな?? 前作の『大逆鱗I』には全999,999階のダンジョンがあるそうで、これはこれで、うわぁ……(ヽ´ω`)

(※更新時に改めて検索したところ、「ゲームカタログ@Wiki」様のページに記載があり、2,999階とのこと。しまった……、あと1,000階くらいなら頑張ってみても良かったかも。)

【BGMについて】

全体的に暗めという以外、あまり印象に残りませんでした。ごめんなさい。

● データメモ

  • 最後のダンジョンを除き、全てのダンジョンの階層は99階。いずれも99階にボスが出現する。
  • 最後のダンジョンは999階。最終ボスは999階に出現する。

● 攻略メモ

  • 「銀の鍵」はラストダンジョンまで完全に不要。それまでは持ち歩く必要なし!
  • 持ち物の欄を空けるために、常用品のうち「バイタルポーション」「ラックポーション」「盾の巻き物」は置いてきた方がいいかも。

● 豆知識

  • 鍛冶屋で武具を強化する場合、必要な金額は残り使用回数に左右される。なので、残り回数1にしてから強化を頼むと良い。
  • 「便利な巻き物」は、間違えて使い切った武器や防具だけでなく、最後に使用したアイテムも復活できる。言い換えれば「人間大砲」「マッシュルーム」「龍の紋章」などの有用アイテムも、コピーして疑似量産できる。

● My失敗談

【優秀アイテム喪失】

失敗談というよりはあるあるだけど、強化した大切な武器やアイテムを、使用残り回数忘れて使い切り、何度か消失させました。ホント「なぜ確認しなかったーっ!?」と呆然としますね……。チェックしてるから大丈夫と思ってて油断してるとやっちゃうんだよな~。

● プチツッコミ

  • 脆過ぎる壁。まるで豆腐に突っ込んでいくかのように、次々と壁を体当たりで壊していく主人公がシュールだなーと思いました。
  • 個性に乏しいモンスターの中で唯一、個性輝く「アイテム盗み」というスキルを持つ「獣植物」。……というか、全モンスターの中でコイツだけが恐怖でした。実際にはなかったけど、これに群がられて根こそぎアイテムを盗まれた挙げ句、取り返しに行こうとした途中で落とし穴とか考えただけでも恐ろし過ぎる!! 1個じゃなくて、1種類全部ってところもヤバい。「地図」盗られたのに気づかず階段上っちゃって、「僕の地図返して!!」って感じでした。あと、なんでか脱出用の「ワープの羽」をよく持ってくしさ~……。

● フリースペース

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