ゲーム*やおよろず Retro

Elemental Arts (エレメンタルアーツ)

対応機種:PC (Windows)

『エレメンタルアーツ』

◆プレイ方法:Win98 (パッケージ版)

▼ ゲーム(記事風)紹介 ▼

勇者達によって大魔王が撃ち果たされた世界。魔族は人間達に卑下されながら暮らしていた。そんな魔族の窮状を打破するため、「レン」と「リア」が戦いに身を投じていく…。個性的な仲間達、可愛いヒロイン、徐々に盛り上がるストーリーが魅力の正統派なシミュレーションRPGだ。100種以上あるアーツと呼ばれる強力な技を最大限に利用して勝利を掴め!

特徴

  • 中世ファンタジー
  • ターン制戦術バトル
  • 魔族視点の展開
  • カメラワーク自由
  • アーツ組み合わせ
  • アーツ100種以上
  • イベントCGあり
  • ストーリー分岐なし
  • 変な口ぐせ多数
  • お色気要素控え目

ゲームデータ

発売会社
アグリー (AGREE)
開発会社
バロック (BAROQUE)
発売日
1999/12/10
価格
9,800円 (税別)
プレイ人数
1人
難易度
やや易しい
ジャンル
シミュレーションRPG
テイスト
戦略SLG
ターゲット層
万人向け
対応OS/機種
Windows 95/98
認証システム
なし
媒体/形式
CD-ROM 1枚組
ネット通信/オンライン機能
なし
専用機器・対応機器
----
備考
  • Windows10でも起動できましたが、OPムービーやタイトルが表示されない、処理が高速になるなど不安定でした。
  • ※Ver.1.00でプレイしました。

プレイ記録

最終プレイ年月
2021年 11月
推定プレイ時間
13時間
自己クリア率
100%
お気に入り度
★★★★
オススメ度
★★★★
自己クリア条件
エンディングを見る
最終進行状況
エンディングを見た

プレイ動画

こちらはプレイ済みの方向け回顧用動画です。ほぼ管理人がプレイしたままですのでネタバレ全開! 未プレイの方は上部紹介用動画を推奨します。
プレイしたところまでなので、ゲームによって、体験だけ・序盤のみ・途中まで・クリアまでとバラバラです。腕前は至極平凡、超凡人プレイ。
2つ目以降の動画を見る場合は、動画の下の番号ボタンをクリック♪ (※YouTubeのサイトへ移行します。限定公開動画です。)

番号プレイ内容動画時間
1通常プレイ PART101:59:34
2通常プレイ PART201:59:10
3通常プレイ PART301:59:16
4通常プレイ PART401:59:51
5通常プレイ PART501:59:40
6通常プレイ PART601:49:25
7通常プレイ PART7 / エンディング00:42:24

ゲームレビュー

レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。誰がどう見てもかなりの駄文。文章下手でスミマセン…。
また、序盤しかプレイしていない触っただけのゲームなどは、的外れなコメントもあると思います。何卒お許しを~!
独自採点は、独断と偏見による超適当な採点です。ゲームの点数なんて人それぞれなんで、意味ないな~い!(*-∀-)ノ゙ (なのに書く)

† これはなかなかの良作! †

いきなり結論から言ってしまうと、面白かったです! 好みのタイプのゲームで、かなり気に入りました。絵は可愛いし、戦闘もシンプルで遊びやすいし、キャラクター同士の会話も愉快。また、魔族側に立って勇者と戦うストーリーも当時としてはかなり斬新だったと思います。変にエロい要素がないのも良い!

† 戦場でのカメラワークが滑らか †

戦闘はシンプルなターン制タクティカルバトルなんですが、想像以上にカメラワークが自由自在! くるくる回したり、ズームの拡縮も思い通りにできるので、視点の自由度の高さが素晴らしかったです。カメラの高度まで変えられるのスゴい。また、弓やアーツで攻撃するときなどは自動で視点が切り替わるのですが、こちらもかなり自然なカメラワークでナイスでした。

† 自由視点の弊害? †

カメラワークはとても良いんですが、一方で位置の把握がしづらかったり、移動可能マス、アーツの効果範囲表示は若干見にくいです。特に雪原は見えな過ぎて困った……。あと、敵の範囲攻撃がどの範囲を選択対象にしているのか、まったくわからないのも痛かったです。アーツの演出は若干長くてテンポを悪くしている感はありますが、エフェクト自体はとてもカッコいいのでトントンくらい。

† 徐々に親しみが湧いてくる登場人物達 †

敵にも味方にもクセの強いキャラクターが多いですが、なんか会話を聞いているうちに、だんだん愛らしく感じてくる不思議な魅力あり。どこか抜けていて緩い会話も面白く、少しずつ物語に引き込まれてしまいました。話自体は死者も多く出て暗いはずなのに、あまりそう感じさせない独特なノリがあります。

† 難易度は気持ち易しめ †

戦闘バランスはなかなか良く、ゲームオーバーにはならないけど、それなりにヒヤヒヤさせられる、割と絶妙な難度。ただし、『ファイアーエムブレム』や『タクティクスオウガ』等と比べるとだいぶ易しいです。CPUも集中攻撃したり、距離を取ったりと考えた行動を取ります。ただ、接近しても高低差があり過ぎて攻撃できなかったり、壁があるのに直線状の攻撃をして止まってしまったりという、ちょっと抜けた部分も。

† 後半はアーツ合戦 †

前半は割と直接攻撃や単体攻撃が多いんですが、後半はそりゃもうお互いに範囲攻撃祭り! とにかく味方ユニットが固まってると、被害が増大する一方なので、散開しながら戦ってました。最終盤にはマップ全範囲を攻撃するアーツまで登場するので、避けようがないという始末! これには苦戦させられました……。後は「レン」が狙われやすくて、頻繁に「レン」だけが死んでました。

† 多少の問題点もあるがクオリティは高い †

まとめて見ると、グラフィック、サウンド、エフェクト等は非常に質が高く文句なし。ストーリー、キャラクターも魅力的。ゲームバランスも良好。テンポも悪くない。これだけで充分遊べるゲームだと思います。不満点は、マス表示が見にくい、ステージ間にセーブできない、操作性がやや悪いなど。なんとなくマイナーな印象ですが、総じて良くできた作品でした。「TGL」の『ファーランド』シリーズに絵柄も似ていて、往年のファンタジー好きにはツボな画風かも。

『エレメンタルアーツ』のゲーム画面
▲ 重要シーンでは美麗CGで臨場感溢れる演出が! 逃げるために崖から飛び降りたが…どうなる?!
『エレメンタルアーツ』のゲーム画面
▲ 特徴的な喋り方をするキャラクターが多く、会話が聞いていて楽しい。口調だけで笑えてしまう。
『エレメンタルアーツ』のゲーム画面
▲ 後半のステージではまさに範囲攻撃アーツの撃ち合い! 味方を一箇所に固め過ぎると逆に危険!

独自採点

操作性 (説明の丁寧さ)
6点
グラフィック (絵・映像全般)
9点
サウンド (音楽・SE全般)
8点
ストーリー (設定・方向性)
9点
ゲームバランス (難易度調整)
8点
ゲームボリューム (データ量)
8点
ハマり度 (熱中度)
8点
わかりやすさ (手軽さ)
9点
テンポの良さ (快適さ)
8点
作業感の少なさ (単調感)
6点
得点補正
(一部不親切)
-3点
合計得点
76点

雑記帳

記録や攻略メモや小ネタやどうでもいいことを綴っていく雑記帳です。読んだところでさほど有益な情報はないでしょう。完全に自分用メモ。
総じてネタバレなので、プレイしてから読むのが吉。ネタバレ構わないよって方はドンドン読んじゃってどうぞ。稀に良い情報もあるかも?
裏技はこれだけは知っておいた方が良いかも的なものだけ抜粋。おまけに手順説明もかなり端折ってます。なんて中途半端なっ…!

● プレイ状況

【通常プレイ】

最終進行状況:ラスボスを倒し、エンディングを見た

● 雑記

【キャラクターデザインについて】

イラストがやっぱいいよ~! この手の絵柄はすんごく好みなんで、仮にクソゲーだとしても絵だけで買ってしまいそう。1990年代頃のPCゲームのイラストのタッチって、今と似て非なるものがあって妙に惹かれてしまう。歳かなぁ……。

【登場キャラについて】

女キャラでは「リア」よりも外見で「シルフィ」派。まぁ、性格はだいぶ意外だったけども。男キャラでは普通に主人公の「レン」。冷静な青年と素直な少年の中間くらいの若干の幼さが可愛い。「デクロック」「レイビック」「ムジカ」「ボルガ」「ヨナ」については甲乙つけがたい良い仲間だなぁと。

【戦闘について】

ゲームバランス自体は良いと思うけど、後半の範囲攻撃アーツ合戦はなんかちょっと……。直接戦闘がほとんどないから攻撃力と防御力がいらない子に。

【エンディングについて】

詳しくは書きませんが、エンディング……というか最終盤の展開だけは不満でした。物語が違う方向へ行ってしまって、ここまで話を飛躍させない方が良かったのではないかと……。想像していた結末とだいぶ違って、違和感しか残らなかったです。途中までの展開が良かっただけに残念。もちろん人に依ると思いますけどねー。

● 攻略メモ

  • 買い物は装備優先でいいが、HP回復アイテムを買っておくと、回復が忙しくなる後半役に立つ。
  • 状態回復アイテムは少しあれば大丈夫。また不要な装備は売っても問題なし。ただし、アーツに注意。

● 豆知識

  • 各キャラが使用できるアーツは装備品によって変化する。

● My失敗談

【使用可能なアーツは装備に依存していた?!】

ぜんっぜん! 気づきませんでした! そう、なんと自分は使用できるアーツが装備しているアイテムに依存していることに、あろうことか最終ステージの1つ手前まで気づかなったのです。アーツはレベルが上がると種類が増えていくものだとてっきり。変だなと思ったのは、「リア」が途中まで使えていた「ヒール」が使えなくなった時で、ようやく気づいたのは「レン」のアーツが4つしかなくなっていた時。装備アイテムの横のアイコンなんだろ~?とは思ってたんですけど、そういうことだったか~~!! 属性か耐性でも付与されてるのかと思った……。てか、説明書に思いっきり書いてあるじゃんよ!

● フリースペース

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