シムシティ3000
対応機種:PC (Windows)
◆プレイ方法:WinVista (パッケージ版)
▼ ゲーム(記事風)紹介 ▼
都市開発シミュレーションの金字塔『シムシティ』シリーズの第3弾。タイトルが『2000』から『3000』へと変わっているが、作るのは未来都市ではなく現代都市。あくまで正統進化なのだ。より緻密な都市作りができるのはもちろん、常に流れるニュース、アドバイザーの見解、市民の要望など、生の意見を聞くことができ、臨場感も大幅アップ!
特徴
- 都市作りSLG
- スタンダードタイプ
- 年代で新建築物登場
- アドバイザーの助言
- 常時ニュース表示
- ゴミの処理
- ランドマーク多数
- 条例の制定
- 人や乗り物が動く
- UFO襲来
ゲームデータ
- 発売会社
- エレクトロニック・アーツ
- 開発会社
- MAXIS
- 発売日
- 1999/03/05
- 価格
- 9,800円 (税別)
- プレイ人数
- 1人
- 難易度
- 普通
- ジャンル
- シミュレーション
- テイスト
- 経営シミュレーション
- ターゲット層
- 万人向け
- 対応OS/機種
- Windows 95/98 (※廉価版:XP)
- 認証システム
- なし
- 媒体/形式
- CD-ROM 1枚組
- ネット通信/オンライン機能
- なし
- 専用機器・対応機器
- ----
- 備考
-
- 廉価版の「XP対応版」でプレイしました。
- Windows10でもインストール、プレイともにできましたが、OPムービーが表示されない、日本語入力するとウィンドウがバグるなどの症状が見られました。
プレイ記録
- 最終プレイ年月
- 2022年 1月
- 推定プレイ時間
- 40時間
- 自己クリア率
- 10%
- お気に入り度
- ★★★★☆
- オススメ度
- ★★★★
- 自己クリア条件
- 「新しい都市」の「中級」でマップを埋め尽くすレベルの都市を作る
- 最終進行状況
- 「スターター・タウン」の「初級」でマップ3分の1くらいの都市を作った
プレイ動画
こちらはプレイ済みの方向け回顧用動画です。ほぼ管理人がプレイしたままですのでネタバレ全開! 未プレイの方は上部紹介用動画を推奨します。
プレイしたところまでなので、ゲームによって、体験だけ・序盤のみ・途中まで・クリアまでとバラバラです。腕前は至極平凡、超凡人プレイ。
2つ目以降の動画を見る場合は、動画の下の番号ボタンをクリック♪ (※YouTubeのサイトへ移行します。限定公開動画です。)
番号 | プレイ内容 | 動画時間 |
---|---|---|
1 | スターター・タウン (初級) PART1 | 01:59:45 |
2 | スターター・タウン (初級) PART2 | 01:59:54 |
3 | スターター・タウン (初級) PART3 | 01:59:55 |
4 | スターター・タウン (初級) PART4 | 01:59:55 |
5 | スターター・タウン (初級) PART5 | 01:59:57 |
6 | 都市データのチラ見 / 新しい都市 (中級) 試し / その他 | 00:58:38 |
ゲームレビュー
レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。誰がどう見てもかなりの駄文。文章下手でスミマセン…。
また、序盤しかプレイしていない触っただけのゲームなどは、的外れなコメントもあると思います。何卒お許しを~!
独自採点は、独断と偏見による超適当な採点です。ゲームの点数なんて人それぞれなんで、意味ないな~い!(*-∀-)ノ゙ (なのに書く)
† お馴染み都市作りゲームの第3弾 †
30代~40代なら誰しもタイトルくらいは聞いたことがあるであろう、市長になれるゲームの代表格『シムシティ』! その3作目です。タイトルが『シムシティ3000』であるため、西暦3000年のロボットだらけの未来都市が舞台なのかと思われがち(?)ですが、そんなことはなく、逆に100年以上前の1900年から始められるという、至って正統派な都市開発シミュレーションゲームです。
† たまにプレイしたくなるゲーム筆頭格 †
この『3000』が割とお気に入りでして、シンプルな元祖『シムシティ』と、本格派の次作『シムシティ4』の間を取ったような、単純さと複雑さがちょうど中間くらいという塩梅さが大好きです。『2000』は未来志向過ぎて少し癖が強く、あまり肌に合わなかったんですが、この『3000』は自分の求めていた『シムシティ』でした。これがまた、ふいに思い出したように遊びたくなるんですよね~。
† 発売は2000年より前だが…… †
このゲームの発売は2000年より前ですが、そこまで古さは感じさせず、今プレイしても普通に面白いです。グラフィックも洗練されており、全然違和感なくプレイできました。広いマップだと建物の読み込みが頻繁に起こるのが多少気になりましたが、この程度は許容範囲。それにしても最大サイズの土地のを初めて見た時には驚きました。「ひっろ! これ埋め尽くすのに何十時間かかるんだ」と。驚愕の広さでした。
† 言葉による情報が豊富 †
一番特徴的だと思ったのは、やはりメッセージの量。画面下で常に流れるニュース、事あるごとに情報を伝えてくれるアドバイザーの皆様、市民を代表する方々からのご要望の数々。うっとうしいくらいの頻度でくるので、「ああっ、もううるさいんじゃあぁぁーっ!」ってなるけど、なんだかんだ色々なメッセージが聞けて楽しいです。税金の話を突っぱねたくなるところは、世の市長の気持ちがわかる気もする。下げる余裕ないねんって!!
† 都市に躍動感あり †
このゲームを初めてプレイした時に驚いたのは、最高拡大した際に道路を人が歩いていること! まさかここまで表現するとは! 初代『シムシティ』では考えもしなかった! また、建物の種類の豊富で、船舶や飛行機の類も多数動き回っており、リアルな都市の遠景に近いものを感じられるようになりました。建物に建築中や廃墟まであるのがまたリアルで。廃墟はあまり見たくないけど……。いや、でも20世紀のゲームでこの完成度は拍手!
† 目標はないけど、中級以上の難易度高め †
このゲームは決まった目的や、クリアしてエンディングというものはなく、ただひたすら自分好みの都市を作り上げるゲームなんですが、「中級」以上の序盤はかなりシビアでした。少しでも無駄なことをすると借金地獄です。「上級」に至っては借金スタートという拷問のような設定。これはどうやって黒字にするのか本当に知りたい……。自分だと発電所と水を作っただけで終わってしまいそう。「初級」は最初から充分な資金があり、税収も良いので、一度軌道に乗れば、万単位でお金がじゃぶじゃぶ入ってきました。こうなったら無双状態!!
† 世界各国のランドマークも登場! †
なんと本作では実在する世界の有名建築物が建造可能! 日本からは「東京タワー」さんが参陣! これらは1つのマップに10個まで無料で建てられるので、とても気軽に建てられるのが嬉しいところ。ただし都市に与える効果はなし。都市の景観にアクセントを加える上では重宝するので、ここぞという場所に設置していきたい。「凱旋門」と「東京タワー」などを並べてみたりするのも面白いかも。
† 個人的には良作として推したい †
自由度の高さ、クセの少なさ、シンプル過ぎず複雑過ぎずのバランスの良さで、『シムシティ』シリーズの中では高く評価したい作品です。住民やアドバイザーが若干うるさすぎますが、まぁそこはご愛嬌といった感じで。褒めてもらえればやはり嬉しいものです。一番気に入っているのは、あのどうでもいい話題も混じったニュース欄だったりします。
独自採点
- 操作性 (説明の丁寧さ)
- 7点
- グラフィック (絵・映像全般)
- 9点
- サウンド (音楽・SE全般)
- 7点
- ストーリー (設定・方向性)
- 10点
- ゲームバランス (難易度調整)
- 8点
- ゲームボリューム (データ量)
- 8点
- ハマり度 (熱中度)
- 9点
- わかりやすさ (手軽さ)
- 8点
- テンポの良さ (快適さ)
- 9点
- 作業感の少なさ (単調感)
- 5点
- 得点補正
- (なし)
- ±0点
- 合計得点
- 80点
印象ポイント
4段階に良い点と気になる点をわけた○×レビュー! かなり率直に思ったことを書いてます。
良い点はそのまま褒めたいところを、悪い点は自分だったらこうする、こうだったらいいな的な要望です。…ちょっと愚痴っぽいかも?
カッコ内は理由や詳細ですが、かなり適当なので単なるオマケ。もちろん全て管理人の主観であり、万人の意見じゃないですので、あしからず~。
◆ 感動した点 ◆
- メッセージの量が豊富 様々な情報が入ってくるので、市長としての評価がよくわかる
- 全体的なバランスが良い 遊びやすさとリアルさを併せ持つ好バランスさがお気に入り
- 都市に人や乗り物の動きがある 自分が作った都市に住んでくれているという実感が沸いて嬉しい
◆ 良かった点 ◆
- 資金のやりくりが面白い 税収が多めなのが嬉しいし、支出も無駄の削減を考えるのが楽しい。ただ、老朽化が曲者……
- 近隣都市との交渉 近隣都市っていう存在自体がいい感じ。取引も役立つことがあるし
- ニュースやアドバイスにユーモアがある さすがは本場のアメリカンジョーク。機知に富んでいて面白い
◆ 気になった点 ◆
- 娯楽施設などの施設の種類が少ない 『4』と比較してはダメなんだろうけど、『4』をプレイした後だと少なく感じてしまった
- アドバイザーや市民の意見がしつこいことがある 「やりたくないんじゃー!」もしくは「お金ないんじゃ—!」の時はイライラもの
- 一通りやり切ると、あとは惰性感が強い 全施設を作って都市が安定してしまうと急に退屈になってしまう。ただの我儘かも?
◆ 残念だった点 ◆
- 老朽化がある これいらんかったー! リアルといえばリアルなんですが、細い税収で頑張りたい時に地獄に突き落とされるような出費
- 段差が多い地形だと制限が多い 斜面部分はほとんど何も作れず、土地が無駄になってしまうのが痛い。道も通しにくい
- 税収を下げてもまだ下げるよう要求してくる 市民なんてそういうものですけどね……
雑記帳
記録や攻略メモや小ネタやどうでもいいことを綴っていく雑記帳です。読んだところでさほど有益な情報はないでしょう。完全に自分用メモ。
総じてネタバレなので、プレイしてから読むのが吉。ネタバレ構わないよって方はドンドン読んじゃってどうぞ。稀に良い情報もあるかも?
裏技はこれだけは知っておいた方が良いかも的なものだけ抜粋。おまけに手順説明もかなり端折ってます。なんて中途半端なっ…!
● プレイ状況
【スターター・タウン (初級)】
最終進行状況:人口約22万人
最終資金: 約800,000シムオリオン
【新しい都市 (中級)】
最終進行状況:人口約2万人で破産見限り
● 雑記
【災害について】
今回のプレイで確認できたのは「火災」「トルネード」「地震」「暴動」「UFO襲来」のみ。災害アイコンで発生させられるのもこれだけだった。増えたりするんかな? いずれもそこまで被害は出なかったが、「トルネード」は高額物件にクリティカルヒットした場合は致命的。「UFO」もそこまで激しい攻撃ではないものの、全範囲を満遍なく爆撃していくので迷惑千万! あと、きゃつら来る度にランドマークを破壊していくんだけど……。なぜ?
【BGMについて】
ちょっと暗い曲が多いという印象もあるけど、自動で切り替わる点と選択可能な点は評価。曲自体は特に好みではないものの、ゲームには合っているかなと。ないと寂しい。
【収支について】
「初級」しかまともにプレイしなかったので、「中級」との違いがあるかは不明だけど、「初級」だったら税収はかなり多め。ただし調子に乗って「警察署」などの公共施設を作り過ぎると、あっという間に支出が爆上がりしていることもあるので、本当に余裕が出るまでは無駄遣いは禁物。収入年2000シムオリオンくらいだったのが、気づいたら10,000シムオリオン超えてた時はビックリした……! こんなに急に税収増えるものなん?!
【中級について】
最初の予算が、「初級」の50,000シムオリオンに比べて、だいぶ心もとなく感じる「中級」の20,000シムオリオン。実際やってみると、最低限必要そうなものを揃えただけで、あっという間になくなってしまいました。やむを得ず、銀行から融資を受けるも、一度借り入れたら、繰り返し借金する借金地獄に。もうこの時点でアウト。これはムズイわ~……。一番の失策は風力発電で始めたこと。最初は公害を気にするよりも出費を押さえるべきだった。あとは、「消防署」と「病院」はもう少し後でも良かった。1つずつくらい大丈夫かと思ったが、想像以上に大きな支出だった……。
おそらくこんな失敗を繰り返して、安定成長への道筋を探していくのが、「中級」の楽しいところなのではないかな~って。むぅ、時間があれば何度か挑戦したかったけども……。「上級」に関しては、ちょっと何言ってるのかわからない。10,000シムオリオンしかなく、しかもそれが借金とな……?! 最初から詰んでるようにしか見えないんですがー……。
● My失敗談
【ちょっとした油断による大失態】
都市の水源であるポンプを調べていた時のこと、老朽化したポンプだけでなく、よく見たら最大限まで稼働していなかったポンプが多数あることを発見。しまった。……なるほど、水と完全に隣接してないとダメだったのか。この際だ、予算に余裕はあるので、全部1度一掃して作り直してしまおうではないか。うむ、そうしよう。
別の場所に綺麗に「ポンプ場」を建て直して、これで完璧! ズラリと並んで壮観! 古いのは全て潰したし、もちろんちゃんと水道管は繋ぎ直した。数も足りているはず。さてさて、これでポーズ解除しても問題ないはず、ポチっとな。
その後、しばらく気分良く別の場所をいじっていたが、そこでふと異変に気付く。……あれ? なんか妙に廃墟が多くない? さらにアドバイザーが水が足りないとしきりに騒ぎ始めた。「おかしい、水は完璧なはずなのに」と渋々見に行くと……。
………………ポンプ場に電気通してなかった………………!!
………ッ!? マジかぁあぁああぁ!! やらかしたぁーーーーっ!! 全世帯水なしのまま1年近く放置になってました。慌てて電力を送るも時すでに遅し。一部(というかほとんど)がゴーストタウンと化す。しかも、20,000シムオリオン程度あったはずの年収入が、一気にマイナス10,000シムオリオンという大赤字に転落。メッチャ順調だったのに、この都市の有様を見た時はもう顔面蒼白でした……。これぞ慢心が呼んだ油断。
でも、その後は徐々に復活してくれて、財政赤字も回復しました。良かった、帰ってきてくれた住民ありがとう~。(廃墟の傷跡は結構残ったけど)