東京ダンジョン
対応機種:PS
◆プレイ方法:PS (CD-ROM)
▼ ゲーム(記事風)紹介 ▼
2020年の東京を舞台に腕利き刑事「ケビン」となって殺人事件の謎を解明しよう。まるで刑事ドラマのようだが、何を隠そう本作はRPG! 事件の鍵は仮想空間「サイバースペース」にあり、戦闘やレベルアップといった要素もあるのだ。さらに物語の合間には本格的なアニメ映像も楽しめるぞ。ダンジョンに仕組まれた数多の仕掛けを解き、真実を解き明かそう!
特徴
- 近未来RPG
- VR (仮想現実)
- 刑事ドラマ風
- 1対1戦闘
- 攻撃時タイミング押し
- エリアごとのテーマ
- アニメムービー挿入
- ダンジョン仕掛け多数
- 比較的短編
- 詰まりポイント有り
ゲームデータ
- 発売会社
- 角川書店
- 開発会社
- サイベル
- 発売日
- 1995/12/22
- 価格
- 6,800円 (税別)
- プレイ人数
- 1人
- 難易度
- 普通
- ジャンル
- RPG
- テイスト
- 刑事ドラマ/ダンジョン探索RPG
- ターゲット層
- 大人向け/若者向け
- ROM枚数
- CD1枚組
- 専用機器・対応機器
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プレイ記録
- 最終プレイ年月
- 2023年 02月
- 推定プレイ時間
- 9時間
- 自己クリア率
- 100%
- お気に入り度
- ★★☆
- オススメ度
- ★★☆
- 自己クリア条件
- エンディングを見る
- 最終進行状況
- エンディングを見た
プレイ動画
こちらはプレイ済みの方向け回顧用動画です。ほぼ管理人がプレイしたままですのでネタバレ全開! 未プレイの方は上部紹介用動画を推奨します。
プレイしたところまでなので、ゲームによって、体験だけ・序盤のみ・途中まで・クリアまでとバラバラです。腕前は至極平凡、超凡人プレイ。
2つ目以降の動画を見る場合は、動画の下の番号ボタンをクリック♪ (※YouTubeのサイトへ移行します。限定公開動画です。)
番号 | プレイ内容 | 動画時間 |
---|---|---|
1 | 通常プレイ PART1 (動画後半行き詰まり無駄探索) | 01:58:18 |
2 | 通常プレイ PART2 (動画前半行き詰まり無駄探索) | 01:50:51 |
3 | 通常プレイ PART3 | 01:59:29 |
4 | 通常プレイ PART4 | 01:56:37 |
5 | 通常プレイ PART5 / エンディング | 00:58:21 |
ゲームレビュー
レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。誰がどう見てもかなりの駄文。文章下手でスミマセン…。
また、序盤しかプレイしていない触っただけのゲームなどは、的外れなコメントもあると思います。何卒お許しを~!
独自採点は、独断と偏見による超適当な採点です。ゲームの点数なんて人それぞれなんで、意味ないな~い!(*-∀-)ノ゙ (なのに書く)
† 近未来の東京を舞台にした、とある刑事の物語 †
おそらくマイナーなソフトに分類されるであろう『東京ダンジョン』です。東京でダンジョンといえば渋谷駅や新宿駅だよねと余計なことを考えつつプレイ開始。いきなりちょっと懐かしさを感じるタッチのアニメが始まる。うおお、まさに刑事物のドラマそのまんまの展開! 舞台となるのは近未来2020年の東京! そしてこれをプレイした現在は2023年! うわぁ過去になってしまった~~っ!! なんか悲しい。
† 刑事ドラマ×サイバー×RPG †
内容を見てみましょう。刑事が殺人事件の謎を解明するという王道ストーリーからも、これは推理アドベンチャーだろうと思いきや、ジャンルはなんとRPG! 稀によくあるかもしれないけど、珍しいには珍しいです。この段落の表題の通り、「刑事」「サイバー」「RPG」の3つの要素を組み合わせたという表現が一番しっくりきます。しかしなんともイレギュラーな組み合わせ。ちなみに刑事物だけど、プレイヤー自身が直接事件を推理する要素はまさかの皆無。説明書の「犯人は誰だ!?」のページなんかはそれっぽいのに。
† 開始直後は戸惑いまくり †
率直に言います。開始からしばらくは全くと言っていいほど内容がわからなかったです。登場人物も事件内容も何が目的かもさっぱり頭に入ってこず……。サイバースペースにいるこの人達、誰? なんでいきなりアステカ? という感じで放り出された気分。最初の会話で、ウイルスを26個の端末に仕込むのがミッションなんだなというただそれだけのことを覚えてプレイしてました。う~ん、理解力なさすぎ。あと、プレステ初期時代の3Dポリゴンの粗さにも若干動揺。アニメ部分の映像がかなり綺麗なだけに落差が……。見慣れたら気にならなくなりましたけど。
† ダンジョン探索はなかなか楽しい! †
人は少ないし、状況はつかめないし、建物内もなんだか不気味だしで、不安感に苛まれていたんですが、ダンジョンに入れるようになってからは、なんだか楽しい気分に。仕掛けやギミックが多くて探索しがいがありそう、ちょっとワクワク入りました~! なのですが、初の戦闘でとにかく攻撃が当たらない! 画面下の攻撃ゲージっぽいの(アタックパラメーター)速っ!! タイミング良くMAX赤ゲージ付近でボタンを押せば良さそうなのは一目でわかるけど、このゲージの動きが異常に速いっ! 目で追えん! 狙ってはいるけど悉(ことごと)く0ゲージになって空振り! ゴルフゲームのスイング並みにはっや!! 音ゲー好きなのでタイミング押しには多少自信があったんですけど、結局回復アイテムを使い切りそうなくらいダメージを受けてやっとこさ倒し、1戦目にして出直すことに。
† 戦闘は慣れとレベル †
これは厳しいと思いつつも、回復アイテムを繰り返し補充できるのが救いでした。とりあえず出たり入ったりを繰り返しているうちに、だんだん攻撃ボタンのタイミングも慣れてきて、レベルもアップ! そしたら急激に敵との戦闘が楽チンに! 1レベル上がっただけでもこんなに違うものなのか~。ただ、レベルは2上がったところでそれ以上上がらなくなってしまった。うわぁ、上限付きかぁ……。こうなると経験値は意味ないので、無駄な戦闘は避けたいところ。幸い、ダンジョン内の仕掛けの部分は大した問題は脅威はなし。地下2階へ無事到達。
† 地下2階で超絶行き詰まる †
地下2階。……………広い。そして端末多過ぎ――っ!! 「A~Zまで26個は作り過ぎやろ!」って心の底からツッコミたい! しかし、それ以上に困ったのが隠し端末。1つ隠されているというのは話に聞いていたけど、マジでわからん!! 「H」端末どこじゃーーーーーっ!! 一箇所壁の色が違って、マップの何もない空間や位置取りから見ても明らかにここだろって場所があるにはあるんだけど、調べても何しても反応はなし。地下2階をくまなく調べ直しても、端末を全部確認し直しても特に何も起こらず。意味深な場所にある「X」端末は怪しいけど、これもよくわからない。挙句の果てに「A」~「Z」まで順に調べてみるとか、地下1階を調べ直すとかまでしたけどわからず……。途方に暮れる。これはお手上げか……?
† 結局ネットで調べてしまった…… †
不本意ながら、やむを得ずネットで答えを調べることに。……と思ったらネット上には既に攻略サイトが現存してなかったーーっ! ぐはっ! ここまでか……。しかし、プレイ日記にヒントを書いてくれている人を発見! その結果、やはり怪しい箇所をよく調べるように書いてあった。どう考えても怪しいのはあそこの壁なんだけど、連打する勢いで調べたはずなのよなぁ……。念のため、もう一回。…………。やっぱり何もな……「ガラガラガラ」。あったし!! マジで?! え? 今までも結構念入りに調べてましたよ?!! どうやら角度が斜めだったのがいけなかったらしい。壁と水平に立ってL・Rボタンでちょこちょこ横移動して調べるくらい綿密に調べる必要があった模様。いや~、でもこの判定の狭さ酷いよー!!
† その後は順調に †
感想というよりプレイ日記になってしまいましたね。ここから先は比較的順調に進めました。ただ、レベルやアイテムがエリアごとにリセットされてしまうため、どこまで行ってもレベル1の時の戦闘が厳しかったです。その代わり、レベルさえ上がってしまえば、だいぶ安心して戦えました。事件物だし先が長いんだろうなぁと思っていたら、実は10時間かからずにクリアできるほどの短さ。展開の進展はっや!! しかしおかげ様で無事クリアすることができました。10時間やっても先が見通せないようなら途中中断しようと思ってただけに、クリアできたのは嬉しい! やはり中断とクリアでは後味が全然違うよね~。
† それなりに楽しめたけれど †
ゲーム序盤はちんぷんかんぷんで、ストーリーを楽しむどころではありませんでしたが、エンディングまで見てようやく物語を理解できました。クリア後に説明書を読み返したら、ああなるほど、この人物はそうだったのかという感じで、理解が深まったのは嬉しかったです。うん、ちゃんと話がわかると面白い。ただ、RPGとしての完成度は微妙なところかな~とも。特に全体的に殺風景なのがネック。PS2だったらだいぶ印象が違ったかも。戦闘については、スピーディーなのは評価できるんですが、最初から最後までほぼ殴り合いな感じだったので、単調さは否めないです。1レベルの差が激し過ぎるのと、すぐにレベル上限が来るシステムもちょっと……。なので、物語○、システム△くらいです。謎解き系ダンジョン探索、刑事ドラマ、バーチャル世界のいずれかが好きなら一考の余地あり。
独自採点
- 操作性 (説明の丁寧さ)
- 8点
- グラフィック (絵・映像全般)
- 4点
- サウンド (音楽・SE全般)
- 7点
- ストーリー (設定・方向性)
- 8点
- ゲームバランス (難易度調整)
- 6点
- ゲームボリューム (データ量)
- 4点
- ハマり度 (熱中度)
- 6点
- わかりやすさ (手軽さ)
- 3点
- テンポの良さ (快適さ)
- 8点
- 作業感の少なさ (単調感)
- 4点
- 得点補正
- (挿入アニメ+程良い長さ)
- +5点
- 合計得点
- 63点
雑記帳
記録や攻略メモや小ネタやどうでもいいことを綴っていく雑記帳です。読んだところでさほど有益な情報はないでしょう。完全に自分用メモ。
総じてネタバレなので、プレイしてから読むのが吉。ネタバレ構わないよって方はドンドン読んじゃってどうぞ。稀に良い情報もあるかも?
裏技はこれだけは知っておいた方が良いかも的なものだけ抜粋。おまけに手順説明もかなり端折ってます。なんて中途半端なっ…!
● プレイ状況
【通常プレイ】
最終進行状況:エンディングを見た
クリアまでのプレイ時間:約9時間 (1時間半ほど無意味な探索あり)
● 雑記
【世界観について】
このゲームの発売は1995年。Windows95が発売されたばかりの頃の人が想像する、VR(バーチャル・リアリティー)が広まった2020年の世界ということで、執筆時2023年のちょうど今「メタバース」などの仮想空間が本格的に利用され始めたことを考えると、かなりイイ線突いているのがスゴいなぁと。あながち間違ってはいない。2040年くらいにはまさにこのゲームのような世界になっているかもしれないと思えてしまう。
【ゲームボリュームについて】
ゲームボリュームはRPGとしてはかなり少ないけど、むしろそれが良かったかな~とも。ちょうど飽きずに楽しめる絶妙な長さにむしろ感謝! ただし、途中で行き詰まった場合はプレイ時間激増! 行き詰まり怖えぇぇ~~~((((;゚Д゚)))
【セーブについて】
操作可能な場所ならどこでもセーブできるのが便利。その代わり、回復アイテムが不足した状態のままダンジョンの奥深くでセーブしてしまったりすると大惨事。一気に詰む可能性も。3つあるセーブ枠をフルに使用することを強く推奨。あと、セーブボタン押した時に効果音が欲しいよねぇ~。ボタン押したタイミングで無音だと押したのかどうかわからーんっ!
【ダンジョン内のギミックについて】
一瞬ヒントがなくて「アレッ?」ってなる時はあるけど、大きなペナルティがあるわけでもなく、わからないまま解けてしまったりも。謎解きタイプのダンジョンRPGとしては易しめ。ただ、ちょっとしたミスや思い込みで行き詰まってしまう可能性はあり。
【召喚獣について】
戦闘において、魔法や呪文のような役割をしてくれる召喚獣。でもあま~り使う機会がなかったような……。なにせ普通に攻撃した方が速いもんで。ただ、「バンパイアバット」くん! 君の吸血は素晴らしかった! 貴重なHP回復効果なのですごく重宝した。ありがとう!!
● データメモ
- 攻略するノウド(エリア)は全部で3つ。各ノウドごとにレベルとアイテムはリセットされる。
● 攻略メモ
- ノウドが変わるとアイテムはなくなるため、アイテムの温存は不要。
- 壁を調べる際は、斜めにならないように正面を向く。L・Rボタンを押すと正面を向きながら横移動できる。
- 敵が強く感じる場合は無理に進まず、敵が弱いところでレベリングをする。
● 豆知識
- アステカノウドでは、「翼付き蛇の神殿」の入り口正面の像に祈りを捧げることで6個まで「ヒールポーション」を何度でも入手できる。
- ウエスタンノウドでは、ホテルの左の部屋の女性に繰り返し話しかけることで、「ヒールポーション」4個、「スーパーヒール」4個を何度でも入手できる。
● プチツッコミ
- オープニングデモで、東京タワーが超高層ビルに囲まれてこじんまりとなっている姿が印象的だった。現時点ではさすがにここまではいかないけど、いつかはこうなるかなぁ……。そして残念ながら東京スカイツリー的なものは存在しない模様。東京タワーさんの最強の座、揺るぎなしッ!!