SIMPLE2000シリーズ Vol.44 THE はじめてのRPG ~伝説の継承者~
対応機種:PS2
              ◆プレイ方法:PS2 (ゲームディスク)
▼ ゲーム(記事風)紹介 ▼
ゲームは好きだけどRPGは遊んだことがない。そんな方にオススメなのがこの「はじめてのRPG」! 王道ファンタジーの世界観、複雑さのないシンプルなシステム、見やすいテキスト表示で、初心者でもすぐにRPGの楽しさに浸ることができるのだ。モンスターと手を組み、侵略を目論む邪教の王から人々を救うため、3人の王家の子孫と共に冒険の旅をしよう!
特徴
- SIMPLEシリーズ
 - スタンダードRPG
 - 剣と魔法の世界
 - 序章あり
 - 綺麗な文字フォント
 - ひらがな表記多め
 - 主人公無言
 - モンスター図鑑
 - 最大12体までの敵
 - ドラクエII似
 
ゲームデータ
- 発売会社
 - ディースリー・パブリッシャー
 
- 開発会社
 - HuneX
 
- 発売日
 - 2004/01/29
 
- 価格
 - 2,000円 (税別)
 
- プレイ人数
 - 1人
 
- 難易度
 - 普通
 
- ジャンル
 - RPG
 
- テイスト
 - 正統派ファンタジーRPG
 
- ターゲット層
 - 万人向け/RPG初心者
 
- ROM枚数
 - CD 1枚組
 
- 専用機器・対応機器
 - ----
 
プレイ記録
- 最終プレイ年月
 - 2022年 08月
 - 推定プレイ時間
 - 45時間
 - 自己クリア率
 - 100%
 - お気に入り度
 - ★★★★
 - オススメ度
 - ★★☆
 
- 自己クリア条件
 - エンディングを見る
 - 最終進行状況
 - エンディングを見た
 
      プレイ動画
              こちらはプレイ済みの方向け回顧用動画です。ほぼ管理人がプレイしたままですのでネタバレ全開! 未プレイの方は上部紹介用動画を推奨します。
              プレイしたところまでなので、ゲームによって、体験だけ・序盤のみ・途中まで・クリアまでとバラバラです。腕前は至極平凡、超凡人プレイ。
              2つ目以降の動画を見る場合は、動画の下の番号ボタンをクリック♪ (※YouTubeのサイトへ移行します。限定公開動画です。)
            
              | 番号 | プレイ内容 | 動画時間 | 
|---|---|---|
| 1 | 通常プレイ PART1 | 01:55:29 | 
| 2 | 通常プレイ PART2 | 01:54:31 | 
| 3 | 通常プレイ PART3 | 01:58:56 | 
| 4 | 通常プレイ PART4 | 01:58:13 | 
| 5 | 通常プレイ PART5 | 01:58:35 | 
| 6 | 通常プレイ PART6 | 01:58:27 | 
| 7 | 通常プレイ PART7 | 01:54:29 | 
| 8 | 通常プレイ PART8 | 01:59:11 | 
| 9 | 通常プレイ PART9 | 01:20:49 | 
| 10 | 通常プレイ PART10 | 01:54:20 | 
| 11 | 通常プレイ PART11 / エンディング / モンスター図鑑 | 01:37:25 | 
      ゲームレビュー
              レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。誰がどう見てもかなりの駄文。文章下手でスミマセン…。
              また、序盤しかプレイしていない触っただけのゲームなどは、的外れなコメントもあると思います。何卒お許しを~!
              独自採点は、独断と偏見による超適当な採点です。ゲームの点数なんて人それぞれなんで、意味ないな~い!(*-∀-)ノ゙ (なのに書く)
            
† RPG初心者向けのRPG †
『SIMPLE2000』シリーズの第44弾『THE はじめてのRPG』です! 「初心者向きでロールプレイングゲームが初めての人でも安心ですよー!」というゲームですね。その名の通り、王道ファンタジーなストーリー、シンプルなターン制戦闘、見やすく綺麗なテキスト表示、最初に操作説明もしてくれるなど、馴染みやすい親切設計で、初心者フレンドリーです。
† ただし難易度は初心者向けではない! †
……が、しかし! 難易度に至ってはむしろ普通より難しい寄り。高難度とまでは言わないまでも、初心者を対象にしている割には厳しい戦闘が多かったです。序盤から一度に出現する敵が多く、いきなり複雑な洞窟があり、少し進むと敵が急に強くなるなど、前半から油断できません。さらに後半はザコもタフで強いわ、いやらしい状態異常攻撃が多いわ、どこ行くかわからなくなるわで、苦難の連続! 初心者向けだから楽にクリアできるだろうは大間違いです!
† ファミ通クロスレビューで超酷評されていた †
王道ファンタジー大好きな管理人はこのゲームに結構思い入れがあったりするんですが、何を隠そうこの作品の週刊ファミ通での評価は「5点・5点・3点・3点」の合計16点! なんと実質の最低点とも言われている3点が2つも……。クロスレビューワーストランキングの上位に名を連ねてしまう、史上稀に見る低評価作品だったりします。自身は好みだっただけにこのレビュー見た時は唖然としました。
† 過去に一度クリアしたのに全然内容覚えてなかった †
このゲームは新品で購入してすぐにクリアまでプレイしていたんですが、今回改めて一からプレイしたところ、ほっとんど覚えてなかった! なんでこんなに覚えてないんだろうと思うくらい、初見に近い感覚でした。15年以上前に1度クリアしただけのRPGの記憶ってこの程度しか残ってないんだなーとつくづく実感しました。にしても、端々に見覚えのある光景があるだけで、物語の展開を何一つ覚えてなかったのは、さすがに記憶障害なんじゃないかと心配になるレベル……。本当にクリアしたのかと不安になり、過去のデータが入ったメモリーカードを探して確認したら、ちゃんとクリアしてました。ほぁ~、そうだったのかー……。
† キャラデザとストーリーよし! †
3人の主人公のキャラクターデザインはかなり気に入ってます。王子2人も好きだけど、王女はマジでベタ惚れ。このゲーム3人とも主人公はしゃべらないので、会話とかすごく聞いてみたかった! それにしても、男2人女1人で、王子と王女って、まさに『ドラクエII』ですよね~。邪教や国家襲撃など内容的にも近いものを感じるし、同タイトルをモチーフにしてるんでしょうかね。物語の方も、初期こそ地味ですが、後半は意外な盛り上がりを見せてくれるので、決してありがちなだけのストーリーではないです。
† 本気過ぎるオープニングアニメ †
製作費をとことん節約して、この低価格を実現しているであろうSIMPLEシリーズ。なのに、なぜここに全力を尽くしてしまったのかと言いたくなるくらい、タイトルデモで流れるオープニングアニメが豪華! ここだけ一般価格のゲーム並にすごい! 定価2000円の内の1000円分はこれなんじゃ……? 本編はスーパーファミコンで、ここだけPS2って感じ。
† 文章の漢字とひらがなの使い方に難あり †
さすがにクロスレビュー超低評価だけあって、気になる部分も多いです。特に気になるのはやはり文章。どうにもひらがなが多くて読みにくい。妙に中途半端! 小学生向けに難しい漢字を排除したのはわかるんですが、どうにも違和感が……。「攻撃」「電源」「側近」「神官」「研究」「悲しい」などは漢字で、「ほうこく」「おす」「ゆうしゃ」「しんせい」「れきし」「なおす」などはひらがな……。特定の学年までに習う漢字という訳でもなさそうだし、う~む……基準が謎。長くなりそうなので、他の気になった点は下の印象ポイント欄に書きました。
† 絶滅危惧種な正統派RPGとして保護してあげたい †
個人的にはクロスレビューの点数ほどひどいゲームではないと思ってます! ファミコン風のRPGをPS2で作ってみた的な、ある意味レアな作品と言えそう。今時どころか発売当時でもここまでクラシカルなRPGは珍しいはず。ただ、本当にRPG初めてだとこのゲームの難度は高めなので、その点にはご注意を!
                    
                    
                    
                    独自採点
- 操作性 (説明の丁寧さ)
 - 8点
 
- グラフィック (絵・映像全般)
 - 8点
 
- サウンド (音楽・SE全般)
 - 7点
 
- ストーリー (設定・方向性)
 - 7点
 
- ゲームバランス (難易度調整)
 - 5点
 
- ゲームボリューム (データ量)
 - 6点
 
- ハマり度 (熱中度)
 - 6点
 
- わかりやすさ (手軽さ)
 - 8点
 
- テンポの良さ (快適さ)
 - 8点
 
- 作業感の少なさ (単調感)
 - 4点
 
- 得点補正
 - (読みにくい文章)
 - -2点
 
- 合計得点
 - 65点
 
      印象ポイント
              4段階に良い点と気になる点をわけた○×レビュー! かなり率直に思ったことを書いてます。
              良い点はそのまま褒めたいところを、悪い点は自分だったらこうする、こうだったらいいな的な要望です。…ちょっと愚痴っぽいかも?
              カッコ内は理由や詳細ですが、かなり適当なので単なるオマケ。もちろん全て管理人の主観であり、万人の意見じゃないですので、あしからず~。
            
◆ 感動した点 ◆
- OPムービーが本気クオリティ SIMPLEシリーズでここまでガチなアニメ—ションムービーが見られるとは! 気合入り過ぎっ!
 - 初心者に配慮のある設計 親しみやすいストーリーや操作説明などは「はじめて」の名に恥じない丁寧さ
 - 綺麗な文字フォント 文字は見やすく美しい字です。メイリオと游ゴシックっぽい雰囲気?
 
◆ 良かった点 ◆
- 派手さはないけど魅力あるキャラ&ストーリー 無印良品的な良さがあります。お値段以上とまでは行かずともお値段相応に楽しめる
 - 町の人のセリフの変化が多い 最初は素っ気ないセリフが多いなと思ってたけど、切り替わりが早く、後半はヒントとなる話も色々聞けた
 - レベルの上がり方が丁度良いテンポ 必要な経験値量、上がった時の能力値アップ量、レベルアップ時に全回復は好バランス!
 
◆ 気になった点 ◆
- はじめての人には厳し過ぎる難易度 なかなか手強くて攻略しがいはあります。ただ初心者向けを銘打つとなると……
 - 感動シーンの盛り上がりが寂しい 主人公達がしゃべらないこともあり、重要イベントが淡白に感じてしまう。ドラクエ準拠だけど
 - 人や動物が出入口や通り道を塞ぐ 塞ぐのは仕方ないけど、これがなっかなか動いてくれない。わ~ん、出せ~!!(泣)
 
◆ 残念だった点 ◆
- 文章が読みにくい ひらがなと漢字の使い分けの基準がわからない。その漢字使うならこっちも漢字でええやろ!って言いたくなる
 - 何度でも使えるアイテムに依存してしまう 「魔術師の杖」「パワーリング」等が強力過ぎて、戦闘がそれ一辺倒になってしまう
 - 全滅後に教会がない場所で復活すると孤立する 魔法が使えない主人公だけだと、瞬間移動も復活もできず、途方に暮れることに……
 
      雑記帳
              記録や攻略メモや小ネタやどうでもいいことを綴っていく雑記帳です。読んだところでさほど有益な情報はないでしょう。完全に自分用メモ。
              総じてネタバレなので、プレイしてから読むのが吉。ネタバレ構わないよって方はドンドン読んじゃってどうぞ。稀に良い情報もあるかも?
              裏技はこれだけは知っておいた方が良いかも的なものだけ抜粋。おまけに手順説明もかなり端折ってます。なんて中途半端なっ…!
            
● プレイ状況
【通常プレイ】
                最終進行状況:ラスボスを倒してエンディングを見た
                クリア時のレベル:全員Lv50
                クリアまでの時間:約21時間
              
● 雑記
【ボスについて】
ボスは強かったり弱かったりマチマチだったけど、強いボスは本当に強くて、本当に勝てるのかと疑心暗鬼になるくらい。
【ダンジョンの仕掛けについて】
前半は単にだだっ広いだけで、それと言って変哲のないダンジョンが多かったけど、後半のダンジョンには仕掛けも登場。少し頭を使うものもあったけど、これは充分自力で解けるレベル。おそらく他のゲームよりも易しめ。RPGがはじめての人でもおそらく大丈夫でしょう! ……多分ね?
● 攻略メモ
- 「イェミニ」の東の山づたいに細い道があるが、奥まで進むと全滅必至の強敵が出るので前半は近づかないが吉。後半になるまで無理して行っても無意味。
 - ボスにも状態異常を引き起こす魔法や能力を下げる魔法が有効だったりするので、いろいろ試してみると良い。
 - 「チャージリング」を装備すると、装備時に同時に装備する消費アイテムが選択できる。装備しておくと必要になった時に自動的に使用してくれる。
 - 使うと「ねっせん」の効果がある「まじゅつしのつえ」は3人全員に買って持たせると戦闘が楽。
 - さやから外れない「でんせつのけん」を抜く方法は、「ノマディア」にいる「ゆうぼくみん」からヒントをもらえる。
 - 最後の火山帯にある「フィナリア洞窟」の結界は、「ヒチ」さんに話すと解除するお札をもらえる。ただし、消費アイテムなので濫用すると足りなくなる。なくなった時は「イェミニ」にいるレアコレクターからもう1度もらえる。(※それ以降ももらえるかは未確認)
 
● 豆知識
- 「かがみ」を持たせていれば、「メデューサ」などの「石化にらみ」系の技を跳ね返すことができる。しかも「かがみ」はなくならない。
 - 「テレポストーン」は置いてしまうとなくなるが、再度拾うことができるので、実質何度でも使用することができる。
 - セーブポイントでセーブをしなかった場合でも、全滅した際の復活場所となるため、仲間の復活ができない場所でセーブポイントに触れた場合は注意が必要。(「シルべニア城」でこれをやらかした際は、1人で脱出して船で町を目指さなければならなくなり、心底肝が冷えました。怖かった~(*´>д<))
 
● あるある(?)
- ゲーム終盤で登場する敵「ネクロマンサー」。こいつが超苦手で、かなりタフな上にボス級の全体攻撃魔法と即死魔法をバンバン放ってくる! 激強っ!! (実際ボスとしても登場してたけどね) こいつが2体出てくると本当に全滅するか否かレベルの戦いに。2連続で「らいげきは」とか喰らおうものなら、普通に仲間の1人や2人逝くんで。ただ、そんな極悪非道な敵にも付け入る隙が! なんと……魔法封じが効くッ!! ボスで登場した時に「ちんもくのかべ」が効いた時には「魔術師タイプのボスなのに魔封効いちゃうんかいっ!!」と心の中で盛大にツッコミを入れたのと、メッチャ嬉しかったのを覚えてます。
 
● プチツッコミ
- 「マジか!?」と思ったのが、王女が「ヘルメット」を装備可能だったこと! あのツインテでヘルメットかぶったらどんな外見になるのか見当もつかない! というか、一時装備が「ハンドアックス」「ヘルメット」「鎖かたびら」になったんだけど、装備ごっつ!! え……王女……とは?
 - 南の孤島に住むじいさんが優秀な剣を作っている的な話だったので、店売り品以外にも何か強力な剣を作ってくれるのか、もしくは伝説の剣の問題を解決してくれるのかと、足しげく通っていたら、結局クリアまで何も起こんなかった。……なんて思わせぶりなじいさんなんだ!