RPGツクール SUPER DANTE
対応機種:SFC
◆プレイ方法:SFC (ROMカセット)
▼ ゲーム(記事風)紹介 ▼
憧れだった自分だけのゲームを実現できる時がやってきた! 主人公や敵キャラはもちろん、魔法・アイテム・イベントまで自分の好きなように作ることができるのだ。グラフィックや音楽の素材は用意されているので、組み合わせるだけのラクラク制作。お手本となるサンプルゲームも収録されている。家庭用ゲーム初の本格RPG制作ツール、ここに爆誕!!
特徴
- ツクールシリーズ
- オリジナルRPG制作
- 各種項目自作可能
- テストプレイ可能
- 制作データ1つのみ
- フィールド選択型
- 容量制限厳しめ
- 敵の特殊行動多数
- サンプルゲーム付き
- ターボファイル対応
ゲームデータ
- 発売会社
- アスキー
- 開発会社
- 空想科学
- 発売日
- 1995/03/31
- 価格
- 9,800円 (税別)
- プレイ人数
- 1人
- 難易度
- なし
- ジャンル
- ツール
- テイスト
- RPG制作
- ターゲット層
- 自作ゲームを作りたい人
- 専用機器・対応機器
- ターボファイルツイン対応
プレイ記録
- 最終プレイ年月
- 2018年12月
- 推定プレイ時間
- 80時間
- 自己クリア率
- 100%
- お気に入り度
- ★★★★
- オススメ度
- ★★★
- 自己クリア条件
- 1つゲームを完成させる/サンプルゲームをクリアする
- 最終進行状況
- 1つゲームを完成させた/サンプルゲームをクリアした
プレイ動画
管理人がプレイした動画を、ほぼ無編集でそのまま置いてみました。複数の動画がある場合は、下に切り替えボタンが表示されます。ポチってね♪
腕前は至極平凡、超凡人プレイ。ゲームによって、初見プレイ・体験のみ・途中まで・クリアまでと様々です。(※注:ネタバレ、メッチャあり)
エラーが発生する場合は、数時間後にもう一度開くと見られます。(すみません、Google Driveの仕様です。今後はYoutube等へ差し替え予定。)
番号 | プレイ内容 | 動画時間 |
---|---|---|
1 | サンプルゲーム『FATE』 PART1 | 01:59:31 |
2 | サンプルゲーム『FATE』 PART2 | 01:58:23 |
3 | サンプルゲーム『FATE』 PART3 | 00:52:59 |
4 | 自作ゲーム『ゆうしゃシェルのぼうけん』(※子供の頃作成) PART1 | 01:59:49 |
5 | 自作ゲーム『ゆうしゃシェルのぼうけん』(※子供の頃作成) PART2 / エディットモード | 01:52:57 |
ゲームレビュー
レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。誰がどう見てもかなりの駄文。文章下手でスミマセン…。
また、序盤しかプレイしていない触っただけのゲームなどは、的外れなコメントもあると思います。何卒お許しを~!
独自採点は、独断と偏見による超適当な採点です。ゲームの点数なんて人それぞれなんで、意味ないな~い!(*-∀-)ノ゙ (なのに書く)
† 子供心に発売を待ち焦がれた作品 †
子供の頃、ゲーム雑誌の記事を見て知り、発売前から欲しくて欲しくてたまらなかったのを今でも覚えてます。何しろ、自分でRPGが作れるというのだから、ワクワクが止まりませんでした。一応、シューティングゲームを作る『デザエモン』はありましたが、やはりRPGは衝撃でしたね!
† スーパーファミコンでRPGを自分で作れる日がくるとは! †
『RPGツクール』シリーズはPCソフトとしては、既に何作も発売されていましたが、もちろん当時はそんなPCゲームがあることなど知る由もなく、『RPGツクール SUPER DANTE』を知った時は、「神ゲーキターーー!!」って感じです。その後ずーっと『RPGツクール』シリーズのファンに。
† できることは限られるけどそれでも面白かった †
さすがに家庭用ツクール初代とあって、今見るとできることが少なく、制限も非常に厳しいため、よくこれで作っていたなと思うくらいなんですが、当時はそんなことお構いなしに喜んで作っていました。いや、ホント自由に作れるってだけで幸せでしたね~。制約内で如何に面白くできるかというのも楽しみの一つでした。しかしイベント容量の少なさは酷く、徹底した節約が必要でした……。
† アイテムと敵は許容範囲、魔法が不自由 †
フィールドは4種類から1択、マップは結構数作れるんですが、パネルを組み合わせる方式で、少しクセがあります。主人公は8人、魔法は32種類、アイテムは128種類、敵キャラは80体まで。アイテムはいいんですけど、魔法がちょっと窮屈でした。効果も固定だし。敵キャラの特殊行動なんかは、そこそこ種類もありいい感じです。敵の配置も意外と細かく設定できました。
† とにかく容量不足が深刻 †
問題はイベント容量。新規で2万弱の容量があるんですが、テキスト1文字ごとに消費するので、とにかく文章での消費が激しい! 村人なんて一言ずつで終わらさないと、あっという間に容量が尽きます。(泣) イベントは常に残り容量との戦いになること間違いなしです!
† 子供の頃、唯一1つだけ作りきった遺産が…… †
1作だけ完成させたけど、今見ると当然の如く黒歴史。展開もセリフもカオス。自分以外に誰がやるんだコレ……。作りきったことだけは認めてあげたいけど。
† 『RPGツクール2』が出るまでは神ゲー †
とにかくオリジナルのゲームが作れるというだけで当時は本当に神ゲーだと思いました。ただ『RPGツクール2』が発売された瞬間にこちらは用済みになってしまった感はあります。さすがに『RPGツクール2』はこちらより性能が圧倒的に優れており、作るなら絶対に『2』がオススメ。
独自採点
- 操作性 (説明の丁寧さ)
- 6点
- グラフィック (絵・映像全般)
- 8点
- サウンド (音楽・SE全般)
- 8点
- ストーリー (設定・方向性)
- 10点
- ゲームバランス (難易度調整)
- 5点
- ゲームボリューム (データ量)
- 4点
- ハマり度 (熱中度)
- 8点
- わかりやすさ (手軽さ)
- 8点
- テンポの良さ (快適さ)
- 4点
- 作業感の少なさ (単調感)
- 5点
- 得点補正
- (家庭用初)
- +3点
- 合計得点
- 69点
印象ポイント
4段階に良い点と気になる点をわけた○×レビュー! かなり率直に思ったことを書いてます。
良い点はそのまま褒めたいところを、悪い点は自分だったらこうする、こうだったらいいな的な要望です。…ちょっと愚痴っぽいかも?
カッコ内は理由や詳細ですが、かなり適当なので単なるオマケ。もちろん全て管理人の主観であり、万人の意見じゃないですので、あしからず~。
◆ 感動した点 ◆
- 自分でオリジナルのRPGが作れる それだけですごかった!
- グラフィック面でかなり頑張っている 戦闘背景、キャラクター、モンスター、マップ、いずれも大きな不満なし
- BGMも良い音楽が揃っている お気に入りの曲が豊作。地味に戦闘音楽(7番)が好きでした。6番・16番・19番も好き
◆ 良かった点 ◆
- ターボファイルツインを使えば3つまで作品をセーブできる これは必須アイテムでした。……といいつつ、1本しか作ってないけど
- フィールド上の移動速度が速い ストレスを感じなくて良いと思います。かなり速いよね?
- 敵の特殊行動に面白いものが多い 「とつげき」「かくれる」「よみがえる」など、他のツクールにはない項目もあり意外と優秀
◆ 気になった点 ◆
- 戦闘のテンポが遅い メッセージ送りがゆっくりなのが特に難点。『2』では改善
- マヒ・眠り・混乱・気絶の違いがほとんどない こちらも『2』では改善されてますね
- アイテムの装備可能者がわからない これも『2』で改善。『2』優秀だなぁ……
◆ 残念だった点 ◆
- イベント容量が少ない 校長先生のお話でも入れようものなら、そこで制作終了
- ダメージ計算がよくない ダメージがまったくブレず、常に固定のダメージ。計算式も1ダメージか大ダメージかの極端になりやすい
- ゲーム中、メッセージの文字が読みにくい 等間隔のフォントでないためか、字の大きさの割に読みにくいです。平仮名なので尚更
雑記帳
記録や攻略メモや小ネタやどうでもいいことを綴っていく雑記帳です。読んだところでさほど有益な情報はないでしょう。完全に自分用メモ。
総じてネタバレなので、プレイしてから読むのが吉。ネタバレ構わないよって方はドンドン読んじゃってどうぞ。稀に良い情報もあるかも?
裏技はこれだけは知っておいた方が良いかも的なものだけ抜粋。おまけに手順説明もかなり端折ってます。なんて中途半端なっ…!
● プレイ状況
【サンプルゲーム『FATE』】
最終進行状況:ラスボスを倒してエンディングを見た
【オリジナル制作】
子供時代、「ゆうしゃシェルのでんせつ」を完成させる。(タイトルを言うだけでもこっぱずかしい…!) 「シェル」とは当時飼っていた犬の名前。内輪ネタだらけ。当時遊んでいたゲームの影響受けまくり。安定のお子様クオリティ。
● 雑記
【サンプルゲームについて】
北欧神話風の世界観を元に作られたサンプルゲーム。いかにも中世ファンタジーといった感じの至極正統なRPGに仕上がっています。運命によって世界樹に導かれ、聖剣を授かられた主人公が世界各地を旅する物語で、オーソドックスながらも最初の『ツクール』のサンプルゲームにはピッタリでした。
さすがに街の人達のセリフなどは容量節約してるなというところはありますが、要所の演出は上手く作られており、いろいろイベント作りの参考になります。終始シリアスな展開で、最後の意外性のあるエンディングは必見!
最初の方は比較的サクサク進めるものの、後半になるとザコ敵の強さが侮れず。さらに終盤のボスは全力で取り組まないとマジ死ねる! 「ヘル」さん強いわっ! 主力キャラが、眠ったり、マヒったりするとかな~り辛い。毒は戦闘中痛くないのでどうぞどうぞ。毒攻撃歓迎!
サンプルだから楽々クリアできるのかと思いきや、全然そんなことはないガチRPGでした。
【会心(痛恨)の一撃について】
このゲームの「会心の一撃」は、敵の防御力を無視してダメージを与える感じで、私的には好きなタイプです。確か『RPGツクール2』では、単純に与えるダメージが2倍になるとかそういうのだったはずなので、これだと硬い敵には結局2ダメージしか与えられなかったりするのが嫌。なので、どちらかというと自分は『1』派です。でも、『2』で変更されたということは、やはり『2』の仕様の方が支持率高いんだろーなー……。
【BGMの再生について】
曲自体はいいんですけど、BGMの使い方がどうも不便。宿屋に泊まると、流れていた曲から初期設定曲に戻ってしまったり、ループしない曲があったり、ボス戦やイベント戦でBGMを変更できないなど、この辺り地味に痛い問題。
【敵の出現について】
敵グループで決められたパターンで登場するより、毎回違う組み合わせで出現する方が好みなので、これはいいと思います。敵とのエンカウント率が気持ち高いので、調整できたら有り難かったかも。
【攻略本について】
攻略本というかガイドブックですよね。「入門編」「実践編」「データ編」の3冊発売されていて全て買ってしまいました。結構読んだようでボロボロ。
入門編は拡張説明書のような内容でしたが、解説はわかりやすく、基本を思い出すため何度も読み返した覚えがあります。実践編は「スタパ斎藤」「桃栗たき子」氏の執筆で、読み物として面白かったです。最後の方のページのアイディア集好きでした。データ編は……う~ん、あまりいらなかったかも。イベント容量の消費数が一覧できるのは便利だったけど……。あ、でもキャラクターの原画などは一見の価値ありでした。