シムアース

† 理科の勉強にもなるゲーム †

小さい頃に『シムシティ』の感覚で購入したら、用語がメッチャ難しくて四苦八苦しながら遊んでたゲームです。ただ、このゲームで初めて知ったことも多く、非常に勉強になる内容でした。地球に一番多い元素は窒素ということや、地球が海の誕生した経緯などはこれで覚えましたね。

† 自分の手で地球を作る感動 †

45億年前の何もない姿の惑星から始まり、海ができて初めての生物が誕生した時は、ゲームながら感慨深いものがあります。徐々に生物が進化し始め、マップいっぱいに多種多様な生物が入り乱れる姿を見ると、賑やかになった惑星にほっこりしますね。しかし数多いなぁ……。

† 生命は自然に進化していく †

プレイヤーが何もしなくても、生物は割と勝手にどんどん増えていって進化していくので、それほど難易度は高くないです。ぶっちゃけ、放置しているだけでもエクソダス計画成功しちゃうんじゃないかと思うくらい。ただ、1点だけ要注意なのは、浅瀬が足りないと海の生物の進化がヒトデあたりで止まってしまうこと。これだけは頭に入れておかないと、早々に詰まります。現にそれに気付かずハマってしまい、2時間くらい無駄にしました……。

† 気候の変動には注意！ †

それ以降は割と順調だったので、後は気温が極端に高かったり、低かったりしないかさえ、注意しておけば大丈夫そうです。気温の調整は砂漠化やツンドラ化を防ぐためにもかなり重要となっています。｢テラフォーマ｣という人工的に大気を調整する工場もあり、この辺りに工夫が求められそうです。ただ1つ置いたくらいだと効果があまり見えないような……。

† ロードバグがかなり痛い！ †

このゲーム、1つ大きな難点があり、セーブ・ロード機能にバグがあります。ロードするとセーブ時とはまったく違う状況になっていることが非常によくあるのです。所有しているロムの故障かと思っていたら、みんな発生するらしく、ちょっと安心しました。それにしても酷いバグ。今プレイするならば、クイックセーブできる｢レトロフリーク｣でのプレイがおススメです。

† 惑星シナリオにも挑戦してみよう †

完全になにもないところから始まる｢ランダムプラネット｣の方が個人的には好きですが、｢惑星シナリオ｣も初めて見ると面白い。こちらの方は明確な目標があり、何かしら手を加えないとクリアできないので、ゲームとしてはやりがいがあります。気ままに遊びたいなら｢ランダムプラネット｣推奨。

† 後にも先にもほとんどない希少ジャンル †

自分は『シムアース』以外で地球を育てるゲームは一つも知らないので、非常に希少なゲームだと思います(もちろん探せばいくつかはあるとは思いますけど)。 壮大なスケールという点では他に類を見ないシミュレーションゲームなので、自分の手で地球を見守ってみたいという方はぜひ試してみてほしい一作です。好みはちょっと分かれるかもしれませんけどねー。