SORCERIAN forever (ソーサリアン フォーエバー)

(※6時間程プレイしただけの感想です。シナリオ3で途中中断しています。)

† 日本ファルコムの古き名作ファンタジー †

レトロPCゲームファンなら知らない人はいない、PCゲーム界のファンタジー系RPG大御所｢日本ファルコム｣の人気作。『ソーサリアン』なんですが、名前はよく聞いていた割に、内容は今まで全く知りませんでした。今回初プレイです。有名作だし、前々から興味はあったんですけどねー。たまたまディスクだけだけど入手できて良かった。

† 説明書必須かも…… †

え～っと……、説明書欲しい。すごくマニュアルが読みたい！ これはかなりシステムが難しい。能力値とか、種族の特徴とか、年齢システムとか全然わからん…。特に魔法の覚え方や使い方がさっぱり。ぐぬぬ～、説明書なしはジャンク買いの辛いところですね……。ネットで調べればいいんだろうけど、このゲームにはあまり時間を取りたくないため、こうなったら場当たり的プレイで行けるところまで！

† マウス操作に四苦八苦 †

このゲームはマウス、キーボード両対応なんですが、最初のメニュー操作がマウスでできたので、ずっとマウスでプレイしてました。メニュー操作はマウスで快適なんですが、アクションの方のマウスは鬼ムズ！ 微妙なマウスの動き一つで敵に突っ込んでしまい、大ダメージのオンパレード。この操作性の悪さは古いPCゲームならではなのかと思ってましたが……。実は試してみたらキーボードの方がやりやすかった！ 気づいた時には既にシナリオ3！ もっと早く試せば良かった！

† 最大の特徴、年齢システム †

作ったキャラクターは通常16歳から始まり、一度冒険に出て戻ってきたらもう17歳！ 能力を身に付ける修業も2年単位！ なんて月日が経つのが早いゲームなんだ！ これじゃあっという間に老人じゃん！ 厳しくない？！ ……と思っていましたが、特徴を引き継いで、世代交代して進めていくのがこのゲームの醍醐味だそうで。なるほど、それなら納得。ただ、個人的にはちと苦手なタイプのシステム……。結局、1度も世代交代しないまま途中中断してしまったので、何とも言えないんですが……。

† グラフィックとBGMはグッド！ †

グラフィックのドット絵はゲームによくあった雰囲気で、丁寧に描かれていると思います。またBGMも｢ファルコム｣さんだけあって、申し分ないカッコいい音楽です。この2点においては手放しで褒めたいです。また、ウィンドウの種類が大量に用意されていたり、ステータス表示の位置が切り替わるところなどはオシャレで、様々な部分でセンスが光ってます。

† システム面には少々不満あり †

このゲームの残念なところは、操作性とシステムですかね～。どうにも操作が難しい。元が相当古いゲームなので仕方ないのですが、遊びやすさの面では今一つと言わざるを得ません。特に、シナリオを途中で中断して帰還すると、途中から再開ではなく一からやり直しになってしまうのが困りもので、慎重な人ほどプレイ時間が間延びしてしまいます。この辺りも自分にはちょっと合いませんでした……。

† ボス戦はスリル抜群！ ただバランスは……？？ †

ボス戦は、とにかく攻撃力と防御力が高いという印象。攻撃パターンはシンプルなので、動きは読みやすいんですが、こちらも操作ミス1つで致命的ダメージを受けることも多く、しかも魔法攻撃だけに頼ると、ボスのHPがなかなか削れないという持久＆神経戦。だからと言って剣撃しに行こうものなら、猛烈な接触ダメージで即死したり……。ある意味緊張感はあるかも。ただ、魔法とか一切覚えていないゴリ押しプレイだったため、やり方次第では全然違うかもしれません。

† シナリオ3でギブアップ †

3つ目のシナリオまでは進めたのですが、シナリオ3のボスの双頭の竜がホントに強くて、やっとこさ倒した～～～っ！と思ったら、なんとそれは中ボス！ えええ、これ戻ったら復活しちゃう奴やん！ しかもそこからどう進めばいいのかわからず行き詰まってしまい、さすがに心が折れました。ここで途中終了。う～ん、やはりシステムが好みに合いませんでした。ただ、説明書があったら、また評価が違っていたかもしれないので、中途半端なこの感想はあまり参考にしないでくださいませ～。