ぽけかの ～愛田由美～

(※最初の一年をプレイしただけの感想です。)

† メインヒロインともいえる｢愛田 由美｣ †

3種類の｢ぽけかの｣シリーズでは最も王道ヒロインである｢愛田 由美｣が登場。人気投票したらおそらく一位になると思われます。良く言えば万人に愛される、正統派で誰が見ても可愛い女の子。悪く言えば個性が薄いタイプ。

† 子供の時から丁寧な話し口調 †

口調は｢静香｣ほどではないまでもかなり丁寧です。敬語かつ主人公のことは｢お兄さん｣と呼ぶので、何となく少し距離を感じることも。大人に憧れていて、子供っぽいことは好きじゃないオマセさんでもあります。優等生っぽく見えるのに、ポケステで｢勉強｣を選ぶと普通に嫌がるのがこれまた意外。

ついでにいうと、ボイスがちょっと……。棒読みまでいかないまでもどことなく硬さが感じられました。声優志望の学生さんみたいな。でも、調べてみたられっきとしたプロの声優さんで、｢西田 裕美｣さんという方でした。大変失礼いたしました～。

† 専用ミニゲームは｢けんけんぱっ｣と｢きせかえスロット｣ †

｢けんけんぱっ｣は、もうそのまんまけんけんぱでした。○が1つの時は左ボタンで片足の｢けん｣、○が2つの時は右ボタンで両足の｢ぱっ｣をします。簡単なようで意外と失敗するこのゲーム。脳内で｢けんぱ｣を唱えてしまうと、勢いで突っ込んでしまったり。やや長めですが、成功させれば500円近いお金を一度にゲットでき、美味しいです。時間制限はなく、運にも左右されないのでオススメ。

｢きせかえスロット｣は｢由美｣ちゃんの服装をスロットでコーディネイトしてあげるゲーム。普通にスロットです。目押しもできる人ならできそう。3つ全部でなくても、2つ揃えば少しお金が入るので、連打してるだけでも貯まるという意味では楽です。ただ、おそらく｢けんけんぱっ｣の方が効率はいいかなと思います。

† ゲームシステムは難あり †

｢宝条院 静香｣バージョンと同じになってしまうので割愛しますが、このリアルタイムシステムはよろしくないです。このゲームの最大の特徴でありながら、最大の欠点になってしまっています。

† 女の子のイラストは安定 †

｢由美｣ちゃんと他2人を含め、ゲーム中の立ち絵およびCGはクセもなく、普通に可愛いと思います。オープニングを見た限り、年齢によって3段階に成長するのかな？ できれば大人になった｢由美｣ちゃん達も拝んでおきたかったのですが、リアルで一週間×3作品はさすがに重いため、今回は断念。動画や画像で興味を持った方は、安く買えますので試してみてください。

† プレイステーション以外でも発売されている †

実はドリームキャストに3人セットになったバージョンが発売されています。｢ポケットステーション｣の代わりに｢ビジュアルメモリ｣を使用するとのこと。なるほど。さらにPSアーカイブスとしてPSVitaで遊べるダウンロード版が配信されています。今から遊ぶならVitaの方が画質などはいいかもしれませんが、価格が高く感じるかも。