ゲーム*やおよろず Retro

猫侍

対応機種:PS

『猫侍』

◆プレイ方法:PS (CD-ROM)

▼ ゲーム(記事風)紹介 ▼

時代劇と猫という異色の組み合わせが衝撃的な作品。その名も『猫侍』。一人の猫又の侍の生き様を描く物語である。プレイヤーは半年間の江戸生活を「十兵衛」と共に歩むことになる。江戸には人間と猫又が住んでおり、彼らとの出会いややり取りによって、プレイする度に異なったイベントを楽しむことができるのだ。ミニゲームも多数用意されている。

特徴

  • 時代劇
  • イベント分岐
  • 好感度システム
  • 自由行動
  • 期間半年
  • ミニゲーム多数
  • 一部ボイスあり
  • エンディング固定

ゲームデータ

発売会社
ヒューマン
開発会社
ヒューマン
発売日
1999/03/04
価格
5,900円 (税別)
プレイ人数
1人
難易度
やや易しい
ジャンル
アドベンチャー
テイスト
時代劇+猫
ターゲット層
時代劇ファン・猫好き
ROM枚数
CD3枚組
専用機器・対応機器
----

プレイ記録

最終プレイ年月
2020年 06月
推定プレイ時間
10時間
自己クリア率
100%
お気に入り度
★★★☆
オススメ度
★★★☆
自己クリア条件
エンディングを見る
最終進行状況
エンディングを見た

プレイ動画

管理人がプレイした動画を、ほぼ無編集でそのまま置いてみました。複数の動画がある場合は、下に切り替えボタンが表示されます。ポチってね♪
腕前は至極平凡、超凡人プレイ。ゲームによって、初見プレイ・体験のみ・途中まで・クリアまでと様々です。(※注:ネタバレ、メッチャあり)
エラーが発生する場合は、数時間後にもう一度開くと見られます。(すみません、Google Driveの仕様です。今後はYoutube等へ差し替え予定。)

番号プレイ内容動画時間
1通常プレイ PART101:56:10
2通常プレイ PART201:58:49
3通常プレイ PART301:57:35
4通常プレイ PART401:59:56
5通常プレイ PART5 / エンディング01:59:59

ゲームレビュー

レビューといいつつ、思ったことをただひたすら書き連ねる単なる感想文です。誰がどう見てもかなりの駄文。文章下手でスミマセン…。
また、序盤しかプレイしていない触っただけのゲームなどは、的外れなコメントもあると思います。何卒お許しを~!
独自採点は、独断と偏見による超適当な採点です。ゲームの点数なんて人それぞれなんで、意味ないな~い!(*-∀-)ノ゙ (なのに書く)

† 隠れた名作か、あるいは迷作か †

「猫」と「侍」が合体! その名も『猫侍』!! インパクトだけは絶大なタイトル。「ふざけてるのか?」とか「誰得なのか!?」とかツッコみたくなるが、遊んでみるとこれがなかなかどうして良くできている。少なくとも主人公「十兵衛」の男気には、猫であることなど関係なく惹かれるものがある。

† RPGでも格闘でもアクションでもなくアドベンチャー †

タイトルだけではわかりにくいが、ゲーム内容はアドベンチャーゲーム。いわゆる会話がメインとなり、物語を読み進めていくタイプ。至るところで選択肢が出てくるのだが、これまた選択一つで大きくその先の出来事が変わっていくので、一つ一つになかなか迷わされる。

† 自由行動と好感度 †

さらに期間は半年で、そのほとんどはプレイヤーの自由に江戸の町を探索して回れる。どこをどれだけ見て回ったかによりイベントの内容が大きく変わる。最初のうちはなるべく幅広く回り、慣れてきたら特定の人物の行動パターンを把握し、なるべく無駄なく巡見できればベスト。

また、複数のキャラクターに好感度が設定されており、基本的には好感度が高い方が様々なイベントに出会いやすい。好感度は目には見えないので、反応を見て判断するしかないが、下がることはあまりない模様。どれだけ密に会話しているかの方が重要。

† イベントとミニゲームの量がすごい †

タイトルメニューから入れる「ふろく」を見るとわかるが、イベントが無茶苦茶多い!! おまけにミニゲームも想像していた以上にある!! しかも、ゲームクリアしたというのに5分の1も埋まっていないんじゃないかと思うくらいスッカスカ!! 確かにずいぶんいろいろ逃した感はあったけど、まさかここまでとは……! しかも発生条件も厳しめと思われ。1度や2度のプレイじゃコンプリートは絶対無理!

† それぞれのイベントエピソードは良質 †

基本的な流れは時代劇だけど、猫であるという部分も非常に良く活かされており、人間から見るとただの猫という点が斬新。猫ならではの可愛げある行動も見もの。猫視点で人間を分析している様子も楽しい。グラフィックもプレイステーション作品としては上々で、イベントの量も考えれば、完成度はかなり高い。マイナーだがコアなファンがいるのも頷ける。

† エンディングに賛否両論?! †

このゲーム、イベント分岐がこれでもかというくらい多い割に、実は結末は一つ。マルチエンディングではないのである。つまり、ゲーム中に与えられた半年間をどう暮らそうが結果は同じということ。これを不満に思うユーザーは多いと思われる。自分もそう。ただ一方で、この終わり方に感動したという声もあった。

† 物語が秀逸、ただし問題点も散見される †

時代劇アドベンチャーとして、遊んでみて損はない出来。「十兵衛」の渋さと生き様がたまらない! 周回してこそ違いが楽しめる膨大なイベント量もやり込み派には嬉しい。でも、何より自分の思うままに行動して、江戸の生活を満喫して欲しい作品だった。

『猫侍』のゲーム画面
▲ 猫侍「十兵衛」は猫又。人間から見ると普通の猫に見える。猫なので民家などの偵察はお手の物だ。
『猫侍』のゲーム画面
▲ 健気ないい子「おきさちゃん」。そして正体を知られた後もしばしば猫扱いされる「十兵衛」…。
『猫侍』のゲーム画面
▲ 「太一」。お調子者でルーズだけど、どこか憎めない。イベントの進め方次第で成長も見られる。

独自採点

操作性 (説明の丁寧さ)
8点
グラフィック (絵・映像全般)
8点
サウンド (音楽・SE全般)
7点
ストーリー (設定・方向性)
9点
ゲームバランス (難易度調整)
5点
ゲームボリューム (データ量)
9点
ハマり度 (熱中度)
8点
わかりやすさ (手軽さ)
8点
テンポの良さ (快適さ)
8点
作業感の少なさ (単調感)
3点
得点補正
(エンディング他)
-3点
合計得点
70点

雑記帳

記録や攻略メモや小ネタやどうでもいいことを綴っていく雑記帳です。読んだところでさほど有益な情報はないでしょう。完全に自分用メモ。
総じてネタバレなので、プレイしてから読むのが吉。ネタバレ構わないよって方はドンドン読んじゃってどうぞ。稀に良い情報もあるかも?
裏技はこれだけは知っておいた方が良いかも的なものだけ抜粋。おまけに手順説明もかなり端折ってます。なんて中途半端なっ…!

● プレイ状況

【通常プレイ】

最終進行状況:エンディングを見た
発生イベント数:33個

● 雑記

【イベントの見逃しについて】

本当に「ふろく」のイベント一覧を見ると、見逃しが多過ぎて愕然とする! イベントが多いに越したことはないけど、これほどまでに残っているとよほどの下手なプレイだったように思えて、なんだかショック……。消化不良で終わってしまったイベントも気になる。ミニゲームも「そんなにあったんかい!」って感じだし。

【時間について】

「子」「丑」「寅」「卯」……で時間表記は江戸時代だから正しいんだけど、やっぱりわかりにくいねぇ。最初の二時間くらいは、行動するごとにどれくらい時間が進んだのかわからなくて結構困った。あと、時間の進みが激しい上に、マップ移動中も時間経過するので忙しないところがあるかも。

● 攻略メモ

  • 選択肢や行動によって、出会わないキャラクターや行けない場所ができる。ただし、どのように進めても、通常はクリアできる。
  • 「稽古」イベントは「免許皆伝」が最高。それ以上の稽古は不要。
  • ミニゲームで良い結果を出すといいことがある。(魚10匹以上釣る、賭博で500両貯めるなど)
  • 全イベントのコンプリートは至難の業。攻略本か攻略サイトなしでは不可能に近い。

● 豆知識

  • マップ上では×ボタン押しっぱなしで高速移動ができる。
  • 体力が0になると、次の日丸一日動けなくなる。0にさえならなければ問題はない。
  • サブキャラクターの中には、好感度が設定されているキャラと設定されていないキャラがいる。

● My失敗談

【「花鳥ノ介」に殺されるしかない?!】

ゲーム終盤におそらく強制的に発生する「花鳥ノ介」が襲ってくるイベント。ホントこのイベントでゲームオーバーになり続けて、エンディング見られないかと思った。「花鳥ノ介」、怖っ! 到底いなそうな場所までひたすら探しても「花鳥ノ介」が見つからず、何かしら重要イベントを逃したか何かして、絶対死ぬイベントに突入して詰んでしまったのかと……。

やむを得ず攻略サイトを見たら……なんと! 詰んでなかったっ!! 行ける場所全て調べて、これはもうどこ探してもいないと思っていたけど、あろうことか唯一の当たり場所を見落としてた! ぐああぁぁ~~~、そこかあ~~~~!! これは盲点だった……! ある意味不運。いや~、これ答え見なくても充分イケるやつだわ~。早計というか早合点というか……諦めが早過ぎた自身に反省。(でも地味に意地悪なイベントだなとも思ったり)

● あるある(?)

  • うちの操作する「十兵衛」は困った人を見ると、やれやれ的な発言をしながらも放っておけず、面倒事には関わりたくないと言いながらも、なんにでも首を突っ込む、好奇心旺盛かつ面倒見のいいお侍さんでした。……素直じゃないけど根は優しい不良みたいだ。
  • 「十兵衛」がマップ上で止まった時の「にゃあ~ん♪」が可愛い! 「十兵衛」が言っていると思うとなお可愛い!!!

● プチツッコミ

  • 初めて「ひげ屋」に入った時、「せん」が「十兵衛」の隣に座ったり、「十兵衛」が店の様子に驚いている姿を見て、真っ先にこれはボッタクリバーなんじゃないかと思ってしまった。でも全然違って、至って良心的な居酒屋でした。「せん」さん「たか」さんすみません。

● フリースペース

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