スーパーマリオコレクション

† 歴代｢マリオ｣が楽しめる永久保存版 †

ファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』と共に幼少期を過ごした自分としては、小さい頃、慣れ親しんだゲームがまとめて遊べる愛すべきソフトです。ファミコン版4本とも全て持ってたんですが、いつの間にやら全部紛失したため、このソフトだけでも手元に残ってくれていたのは、非常に嬉しかったです。ありがたや～！

† なんといっても王道といえば『1』 †

まずは王道中の王道『1』！ 昔はワープを使って｢1-2｣→｢4-1｣→｢4-2｣→｢8-1｣ばかりプレイしていたので、その間のステージの印象が妙に薄くて見慣れない景色だらけ……。とりあえず土管ワープ禁止で全ステージに挑戦。久々だとやはり着地がずれたり滑ったりして、以前より難しく感じました。特に｢8-2｣で死にまくり！ ここってこんな難しかったっけか？！

† 上級者向けの『2』には四苦八苦 †

『2』は記憶の通りのムズさで、子供の頃は｢1-2｣の時点で詰んでた覚えがあります。そこでステージごとに可能なセーブ機能！ ｢こんな機能があるなら余裕じゃん！｣と思いきや、これをもってしても詰まる詰まる。セーブなしとかマヂむり……。完全に死んで覚えるゲーム。やっとこさクリアしたと思ったら、なんと裏面登場！ オマケかと思いきやこれまた凶悪で、｢C-4｣の砦とかタイミングがシビア過ぎて本当に心折れかけました……。

† システムが大幅に進化した『3』 †

『3』は『2』と比べれば、アイテムもストックできるし、ステージ構成自体もだいぶ易しいです。『しっぽマリオ』や『ファイヤーマリオ』なら2回までミスできる点も見逃せません。残機アップも豊富。ただし、ステージ数が多く、後半の複雑さは侮れないものがあります。アイテムが大量にストックできるのもこのゲームの醍醐味です。大抵レアアイテムは残したままクリアしちゃうんですけど。

† 独自の操作感で違ったゲーム性を楽しめる †

最後に『USA』。一風変わったアメリカンテイストな｢マリオ｣で、｢キノピオ｣や｢ピーチ姫｣を操作できるのが嬉しい。そして姫固有の空中浮遊は至る所で役に立ちます。着地位置やタイミングを合わせやすくてナイス！ 難易度は意外と難しい印象。とにかくよく滑るので、見た目以上にミスしやすいです。でもステージ数は一番少ないので、頑張れば充分クリア可能でしょう。

† ボリュームは充分！ †

やはり4作品すべてを攻略するとなると結構疲れますが、全部クリアすると｢やりきった～～～っ！｣っていう爽快感に浸れます。とにかく問題は『2』ですよね～。他はクリアできてもこれは脱落する人もいるはず。一応クリアできましたが、途中は本当に投げたくなりました。総合的に見ればとても買いなゲームで、誰が遊んでも楽しめコスパも良いオススメ作品です。